こんにちは、有漢地域担当の西垣です。京都出身ということで、京都と高梁の冬の比較をよく尋ねられますが、高梁の冬の方が厳しい印象です。積雪量が全然違うことと、生活や仕事が自然に近いため寒さを実感しやすいのかなと思います。
さて、今年は高梁市の各地で祭りやイベントがコロナ禍を乗り越え戻ってきました。有漢町でも大小多くのイベントが行われ、特に大きな「有漢町納涼ふるさと祭」「風ぐるまフェスタ」も4年ぶりに開催されました。どちらも私が移住してきて初めての開催でしたが、イベントの企画運営に深く関わらせていただきました。納涼祭では有漢の盆踊り「長蔵(ちょうぞう)音頭(おんど)」の音頭取りを担当し、風ぐるまフェスタではイベントのステージ司会を担当させていただきました。地域のイベントは、子どもからお年寄りまで幅広い世代の方々が集まり、楽しみを共有する貴重な機会として、継続していくことが大切だと思います。しかし今回、高齢化や担い手の減少による運営側の負担の増大も強く感じました。コロナ禍を挟んでの再開を機にイベントの体制や企画面を見直しましたが、現状のままではあと何回開催できるのか不安視する意見が各地で出ていることが想像されます。引き継ぐべきもの、変えていくべきもの、イベントの意義をしっかり話し合って共有しないと今後ますます継続は厳しくなると感じると同時に、これまで数十年祭りを引き継がれてきた方々に頭が下がる思いでした。
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