石の風ぐるまの縁で友好都市となっている高知県四万十(しまんと)町と熊本県山鹿(やまが)市および高梁市が、四万十町で4年ぶりに顔を合わせました。近年激甚(げきじん)化している大雨や大型地震などの自然災害への対応や可能な連携について協議を行ったほか、今後のさまざまな交流の方法について活発な意見交換をしました。四万十町の中尾(なかお)博憲(ひろのり)町長のご提案により、子どもたちの交流を開始すること、また、首長同士もテーマを決めて交流を深めていくことを確認しました。
さて、その交流事業での移動中、四万十川に沿う国道381号を旧十和村(とおわそん)にある施設へ向かって車で走っているとき、並行するJR予土(よど)線の十川(とおかわ)駅の手前で、一瞬目を疑うものがありました。国道に表示してある駅への標識が「国鉄 十川駅」となっていたからです。国鉄からJRに移行したのは36年前。びっくりしましたし、次はぜひ予土線の列車に乗り込みたいと思いました。
近藤隆則
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