■マイコプラズマ肺炎に注意しましょう!
マイコプラズマ肺炎をご存じですか?
マイコプラズマ肺炎は「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。今年は例年と比較して感染者が全国的に増加傾向にあります。
流行時期:特に秋冬(1年を通じて感染はみられる)
主な症状:かぜに似た初期症状
微熱程度の発熱、倦怠感、頭痛、のどの痛み、鼻水、鼻づまり(幼児)
※全ての症状が出るとは限らない
↓
3~5日後に…
乾いた咳が出て、長引く
風邪と見分けるのが難しい!
感染経路:
(1)飛沫感染(感染者の咳のしぶきを吸い込む)
(2)接触感染(感染者と接触したりすること)
潜伏期間:2~3週間と比較的長い
治療方法:抗菌薬での治療が基本です。重症化した場合には、入院して治療することもあります。
※咳が長引くなどの症状がある時には医療機関で診察を受けるようにしてください。
予防と対策:
(1)普段から流水と石鹸による手洗い
(2)感染した場合は、家族間でのタオルの共用は避ける
(3)咳症状がある場合にはマスクを着用するなど咳エチケット
インフルエンザ・新型コロナウイルスの感染予防にもなります。
問合せ:健康づくり課
【電話】21-0228
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