人間国宝で高梁市名誉市民の二代米川文子先生が11月1日にご逝去されました。(98歳)
生前のご功績をたたえ、心からご冥福をお祈りいたします。
(略歴)
岡山県生まれ。昭和14年(1939)初代米川文子先生に師事。長きにわたり筝曲の道に精魂を傾けられました。日本古典音楽会において大きな功績を残され、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章、勲四等宝冠章等の栄に浴されました。平成12年(2000)本市名誉市民である初代米川文子先生の名跡を継承され、平成20年(2008)には重要無形文化財「筝曲」保持者に認定、人間国宝となられました。平成21年(2009)に「高梁市名誉市民」の称号を贈り、その多大なる功績を称えました。
筝曲界はもとより、わが国の伝統音楽の世界にとって唯一無二の存在として、広くご活躍されました。
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