協力隊がゆく

13／22

こんにちは。医療・介護DXをテーマに活動している宮﨑知也です。今年のお正月は、初めて臼(うす)での餅つきを体験し、たくさんお餅を頂き、餅三昧で幸せでした。皆さんは今年はどんなお正月を過ごしましたか?
さて、私は協力隊員として3年目を迎えます。令和5年10月号の広報たかはしで今年は「行動」する年と書きましたが、それを実行していこうと思います。具体的には、月に1回介護ICTに関する勉強会の開催や市内の介護事業者の方々が情報交換できる場づくり、市内の医療介護福祉分野で活躍する若くて熱意のある方々の情報交換の場を作ることなどです。これらを実行して高梁市の介護現場を盛り上げると同時に、多くの課題に立ち向かえることのできる人材を増やしたいと考えています。
突然ですが、皆さんは自分に介護が必要になったとき、どうしたいですか?今住んでいる家でさまざまなサービスを利用しながら暮らしていきたいですか?それとも施設に入所して過ごしたいですか?また、自分の家族に介護が必要になったとき、家族はどうしてほしいと思っているのでしょうか?高梁市では、こういった「人生会議」を開催し家族で話し合う機会をつくることを推奨しています。私は両親や家族と話し合いをしています。皆さんもぜひ考えてみてください。
私は活動の中で、人材不足の介護現場で働く専門職の方々と日々「準備」をしています。支え手がいなくなってしまっては、市民の皆さんの「こうしたい!」に応えられなくなるからです。この1年、危機感と可能性を胸にさらに頑張りたいと思います。