■今号のレシピ 南部一郎(なんぶいちろう)かぼちゃのパウンドケーキ
いわては美味しい食材の宝庫です。味わい豊かな食材を使って、楽しくクッキング。今回ご紹介するのは、一関市の特産「南部一郎かぼちゃ」を使ったスイーツのレシピ。クリスマスケーキとして手作りに挑戦してみませんか。
写真があります。
焼きあがった黄色のパウンドケーキと厚く切り分けられ生クリームがかかったケーキが皿に盛り付けられています。
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
■今号の食材 南部一郎かぼちゃ
一関市の「骨寺荘園(ほねでらしょうえん)地区」が特産品として育てている、ユニークな形のかぼちゃ。日本在来種(鶴首(つるくび)かぼちゃ)を改良したもので、収穫後に約1カ月、ハウスの中で風乾(ふうかん)・追熟(ついじゅく)を行い甘さを引き出します。果肉はしっとりとして粘りがあり、鮮やかな黄色と強い甘みが特徴。お菓子から惣菜まで幅広く使え、生で食べることもできます。
○材料(約18センチかける6センチのパウンド型1台分)
南部一郎かぼちゃをペーストにしたもの 120グラム
無塩バター 100グラム
塩 ひとつまみ
きび砂糖 80グラムから100グラム(かぼちゃの甘みで調節)
卵 2個
薄力粉 120グラム
ベーキングパウダー 6グラム
ラム酒 大さじ1
(下準備)
・オーブンは180度に予熱しておく。
・パウンド型にオーブンペーパーを敷き込んでおく。
○作り方
1.かぼちゃは洗って適当な大きさに切り、種と皮をそぎ取り、蒸し器で20分程かけて蒸す。熱いうちにザルなどでこして滑らかにしておく。
2.無塩バターをボウルに入れ、やわらかくなるまで室温に置く。塩ひとつまみを加え、泡立て器で混ぜる。きび砂糖を2~3回に分けて混ぜる。
3.1のかぼちゃのペーストを2に加え、よく混ぜる。室温に戻し、溶きほぐしておいた卵を、3回に分けて生地に混ぜ入れる。
4.薄力粉とベーキングパウダーを合わせて3のボウルにふるい入れる。泡立て器で生地をすくうように混ぜ、粉がよく混ざったらラム酒を加え、ヘラに持ち替えて滑らかになるまで混ぜ、型に入れる。
5.予熱で温めたオーブンに入れ、170度で45分程かけて焼き上げる。真ん中あたりに竹串を刺し、生地が付いてこなければ焼き上がり。一日寝かせて味を落ち着かせるとおいしさが増す。
※ご自宅のオーブンによって焼き上がりが変わりますので、焼き時間は調整してください。ケーキの粗熱が取れたら乾燥を防ぐためラップで包んでください。
○レシピ監修
料理家:橋本玲奈(はしもとれな)さん
紹介
盛岡市在住。飲食店のメニュー開発やケータリング、料理撮影のスタイリングなど、県内を中心に活躍中。
紹介終わり
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