県は、子どもを育てやすい環境づくりや子どもが安心して過ごせる居場所づくりのための取り組みを進めています。子どもたちと一緒に、岩手の今と未来を考えてみましょう。
先生:みんなは、自分たちの未来を考えてみたことがありますか?どんな大人になっているのかな。未来の岩手はどうなっているのかな。
生徒:まだ先のことだから分からないけど、働いて、結婚して、それから子どもが生まれるかもしれないね。
先生:そうだね。大人になって、結婚するかもしれないし、子どもも生まれるかもしれない。みんながお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんになっても、安心して暮らせる岩手がいいね。
生徒:みんなが明るく、安心して暮らせる岩手にするためにはどうすればいいのかな?
先生:やっぱり、誰でも子どもを安心して育てられること、そして、何よりも子どもが幸せに育つことが一番だよね。そのためには、例えば、こんなことが必要なんじゃないかな。
1.安心して出産でき、子どもを健やかに育てることのできる環境づくり
2.子どもたちが明るく、楽しく過ごせる環境や居場所づくり
生徒:なるほど。じゃあ岩手ではどんな取り組みをしているんだろう。もっと詳しく知りたいな。
先生:子どもが幸せに育つための取り組みを進めるためには、子どもたち自身の声をしっかり聴くことが大事だよね。そのため、県は、子どもの意見を聴く取り組みを進めているみたいだよ。
■知事と子どもたちとの意見交換 イン 河北小学校
2023年4月に「こども基本法」が施行されました。そこには、全てのこどもは、意見が尊重され、こどもの今とこれからにとって最も良いことが優先して考えられること、という基本理念があります。つまり、子どもたちの声を聴き、それを大事にしながら、子ども施策を進めていくことが必要なのです。そこで、県の達増拓也知事が盛岡市立河北小学校で、地球温暖化対策に関する出前授業を行なった機会に、知事と子どもたちが意見交換を行いました。「岩手の未来はどうなっているのだろう?」。子どもたちは岩手の未来をイメージしながら、積極的に知事と意見を交わしました。県は、こうした子どもたちの声をこれからの県政に生かしていきます。
写真が4枚あります。
1枚目:体育館の中の元気な小学生たちです。みんな笑顔でブイサインをしています。
2枚目:知事は、子どもたちの意見を真剣に聴き、分かりやすい言葉で質問に答えていました
マイクを持って椅子に腰かけて話をする達増知事です。
3枚目:齋藤 海優(さいとう みう)さん「岩手の未来のことを考えて、家でも地球温暖化対策をやってみたいと思いました」と笑顔の齋藤さんです。
4枚目:「温暖化が進んだら、僕たちがやりたい仕事はどうなってしまうのですか?」と質問した髙橋理人(たかはしりひと)さん
椅子から立ち上がり、マイクをもって話す高橋さんです。
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
先生:県内各地で子どもが暮らしやすい社会の実現のために、さまざまな取り組みが進められているよ。次のページで、詳しく見てみよう。
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