県は、一人ひとりの幸福を守り育てるため、性別や年齢、障がいの有無にかかわらず、一人ひとりが尊重され、共に参画でき、幸福を追求できるいわての実現に取り組んでいます。県が実施した調査結果などによると、これまでの取り組みにより「女性が働きやすい環境にある」と感じる人が増加し「若者同士のネットワークづくりが推進されている」という成果が現れている一方で、依然として、社会のさまざまな場面で「男性が優遇されている」と感じている人がいることから、意識改革や慣行の見直しなどの取り組みを職場、学校、地域、家庭などあらゆる場で進めていく必要があります。今回は、県が実施している、若者のチャレンジを応援するための取り組み、そして、女性がいきいきと輝きながら活躍できる社会の実現に向けた取り組みを紹介します。
イメージ写真が2枚あります。
1枚目:ビルと街路樹を背景にスーツを着た笑顔の若い女性がノートパソコンを抱えています。
2枚目:オフィス内の丸テーブルで4人の男女がなごやかに談笑をしています。
イメージ写真終わり。
※イメージ写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
■若者の活躍を応援します!
仲間を作りたい、起業したい、地域課題を解決したい、ボランティア活動をしたい
県内では、東日本大震災津波を契機としたボランティア活動や、地域課題の解決に向けたさまざまな活動に多くの若者が参画し、交流を深めながら、大きな力を発揮しています。県はこれからも、こうした若者たちの積極的なチャレンジを全力で応援します。
《いわて若者カフェ アンド 連携拠点》
県は、若者が地域の課題解決を目指して、自由な発想で考え、話し合い、行動につなげられるよう、地域で活躍する若者の交流の場として「いわてネクストジェネレーションフォーラム」を開催し、また、「いわて若者カフェ」を開設しています。「いわて若者カフェ」は、若者同士の交流や情報発信、イベントなどの場として、「何かしたいけど迷っている」「活動のアドバイスがほしい」といった相談にカフェマスターが応じます。4カ所の連携拠点も設置し、県内全域で若者のチャレンジを応援する環境づくりを進めています。
○いわて若者カフェ連携拠点の紹介
盛岡市:いわて若者カフェ 盛岡市内丸11-2 岩手県公会堂地下
久慈市:ナナマルニコーヒー 久慈市二十八日町(にじゅうはちにちまち)2丁目21
宮古市:みやっこハウス 宮古市末広町(すえひろちょう)8-24
陸前高田市:コワーキングスペース ヤドカリ 陸前高田市高田町大隅(たかたちょうおおすみ)93-1
一関市:ハルノバ 一関市大町(おおまち)4-11
「詳細はホームページをご覧ください」の二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
お問い合わせ:県庁若者女性協働推進室
【電話】019-629-5337
《いわて若者アイディア実現補助》
県は、地域の課題解決や元気創出に取り組む若者のチャレンジを支援することを目的に、独創的、先進的な事業の企画提案を募集しています。採択団体には、最大30万円の補助とカフェマスターの伴走による支援を行い、アイディアの実現を応援します。
○事例1
おもえ風の子プロジェクト 海のみやこ おもえ漁師応援部
宮古市重茂の漁家民泊「海のみやこ」を活用して、県内外の若者に漁業研修の機会を創出。重茂の漁業の振興と、漁業後継者の育成に取り組んでいます。また、首都圏の大学生と共に広報用の冊子を制作。重茂の海と漁業の魅力を伝え、若者たちの交流を促進しています。
写真があります。
水揚げされた昆布を前に5人が選別作業をしている様子です。
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
○事例2
高校生未来創造プロジェクト NPO法人ユース・エスディージーズ・シップ
県南地域の高校生7人の任意団体から始まったNPO法人で、「エスディージーズ講演会」や「子ども学びカフェ(無料塾)」を実施しています。若い世代がエスディージーズを学び実践する社会を目指すとともに、子どもたちに学びの場を提供することで、貧困による教育格差をなくすことに取り組みます。
写真があります。
子どもたちが3人ほどのグループに分かれて勉強している様子です。
写真終わり。
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○その他の補助金
若者文化振興事業費補助金若者が文化芸術イベントを県内で開催する費用に対して助成を行っています。
「補助金の詳細はホームページをご覧ください」の二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
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