■女性の活躍を応援します!
いわて男女共同参画プランの基本目標は、性別にかかわらず、一人ひとりが尊重され、共に参画できる社会の実現です。
少子高齢化・人口減少が進む中、社会全体で多様性を尊重する環境を作ることが必要とされています。県内でも、多くの女性が主体的に活動する一方で、自覚のない差別や偏見はいまだに残っており、職場、学校、地域、家庭などさまざまな場面で意識改革に取り組む必要があります。県は、女性が活躍できる社会を実現するための取り組みを進めています。
《男女共同参画社会の実現は「意識の改革」から》
みんなが幸せになる未来のためにアンコンシャス・バイアスに気づくことから始めましょう
今、男女平等な社会になりつつあります。しかし、自覚のない差別や偏見はいまだに多くの人の無意識の中に根強く残っています。無意識の偏見のことを「アンコンシャス・バイアス」といい、世界ではこのことに気づき、意識を変えてきましたが、日本はとても遅れているのが現状です。職場や家庭の中でも「男性はこうすべき」「女性はこうあるべき」というアンコンシャス・バイアスに気づき、すべての人が自分らしくいきいきと輝けるように、一人ひとりが自分の中の意識の改革をしていくことが大切です。あなたの意識の中にアンコンシャス・バイアスはありませんか?多様な個性を生かし合い、性別にかかわらず誰もが活躍できる社会と持続可能な未来のために「意識の改革」が求められています。
岩手県男女共同参画センター センター長 山屋 理恵(やまや りえ)さん
○性別によるアンコンシャス・バイアスのイメージ
・家事や育児は女性がするべき
・共働きでも男性は仕事を優先するべき
・男性なら残業や休日出勤をするのは当たり前
・受付やお茶出しなどは女性の仕事
・男性は仕事をして家計を支えるべき
決めつけていませんか?
《家事育児シェア大作戦!を実施しています》
県の「令和3年度いわて女性の活躍促進に関するアンケート調査」によると、回答した県内事業所の約9割が、女性の活躍を推進することにメリットがあるとしているものの、課題として「家事・育児・介護等の家庭の負担が重い」ことを挙げています。家事・育児などの無償労働時間が増えると、生活の質の低下や仕事との両立の難しさにつながります。夫婦・パートナーが共に家事・育児に主体的に関わり、互いに協力し合う意識を持つとともに、時短商品や便利家電、家事代行サービスの活用を検討するなど、自分たちなりの家事・育児の理想の形を話し合うことから始めてみませんか。
画像があります。
いわて一斉!家事育児シェア大作戦!のサイトの中の夫婦でさくっとシェア率診断の画像です。
夫婦でさくっとシェア率診断からスタート画面、つぎの画面でシェア診断中、そして食事に関することの診断結果が出ています。現状夫担当20パーセント、妻担当80パーセント。全体であと30パーセントと途中まで出ています。
画像終わり。
※画像は本紙またはPDF版をご覧ください。
「夫婦でさくっとシェア率診断」でシェア率が見える化できます。夫婦・パートナーで一緒に診断してみませんか。
「診断サイトはこちら」の二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
《女性の活躍を推進する企業が増えています》
県は、女性の活躍推進に積極的に取り組む県内の企業などを「いわて女性活躍企業等」として認定しています。認定段階により、融資制度の優遇を受けられるなどのメリットがあり、企業などの自主的な取り組みの促進を図っています。
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2024年9月18日に開催した「いわて女性活躍認定企業等認定式」の様子。
いわて女性活躍企業等認定制度シンボルマークのついた認定証を持った男女の集合写真です。
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
画像があります。
いわて女性活躍企業等認定制度シンボルマークです。
ステップ1とステップ2の2つのデザインがあり、2つともデザイン化された女性と、いわて女性活躍認定企業という文字が入っています。さらにそれぞれデザイン化された星があり、ステップ1は星がひとつで、全体がオレンジ色です。ステップ2は星がふたつで全体が濃いピンク色です。
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※画像は本紙またはPDF版をご覧ください。
《いわて女性のスペース・ミモザ》
暮らしのこと、仕事のこと、家族や友だちのことなど、あなたが抱えている悩みを、誰かに相談してみませんか。定例サロンも開催しています。詳しくは、ホームページをご覧ください。
認定NPO法人インクルいわて(岩手県男女共同参画センター内)
二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
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