岩手で暮らしたい、岩手で働きたい、岩手に帰りたい、県外にいても岩手とつながりたい。
さまざまな形で岩手を選んだ方に、なぜ岩手を選んだのか聞いてみました。
田村 瑠(たむら りゅう)さん
プロフィール
矢巾町出身。岩手県立産業技術短期大学校卒業。自動車部品製造業を経て、2021年4月アロニア商品の小売業スタート。2023年7月合同会社設立。自社農園と盛岡発のアロニアブランド「ソーメ」を立ち上げ、アロニアの魅力を発信している。
プロフィール終わり。
■岩手に根を張りながら地域の活性化とアロニアの発信に挑戦
盛岡市中心部から南東へ20キロメートル離れた砂子沢(いさござわ)地区でアロニア農園を営む田村瑠(たむらりゅう)さん。ベリーの一種で栄養価の高い食材として知られているアロニアを、生産から加工品販売・ピーアールまで一貫して行い、地域の特産品として広めようと情熱を注いでいます。前職を退職し、「自分にしかできない何かで地域に貢献したい」と模索していたところ、アロニア生産者と出会ったという田村さん。「高齢化により栽培の継続が困難だという砂子沢地区の厳しい現状を知り、アロニアを広めることで集落に何か変化をもたらしたいと思いました。自分が必要とされているという実感がありました」と話します。生産者と出会って間もない2021年4月、田村さんは「盛岡アロニア同盟」を立ち上げ、さらなるアロニアの価値を生み出そうと仲間と日々切磋琢磨しています。初めて砂子沢を訪れた際、タイムスリップしたような田園風景に心揺さぶられたという田村さん。「風土も人も、やっぱり岩手が心地いいと実感しています。岩手には、地道にいいものを作ろうという底力があるので、そういう自慢すべきところも県外に伝えていきたいです」。アロニアの需要拡大に向けて、田村さんの挑戦は続きます。
写真が2枚あります。
1枚目:白く薄い雲が浮かぶ青空と緑の山々に囲まれた場所で緑のキャップを被った笑顔の田村さんです。
2枚目:選別まですべて手作業で行っています
実の成った収穫前の濃い紫のアロニアの実をそっと掌にのせている田村さんです。
写真終わり。
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