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ネクストスターズ 輝く岩手の若者たち!

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岩手県

若者たちの活躍は、いわてに元気をもたらします。スポーツ、音楽、芸術など、さまざまな分野で夢に向かって活躍する若者たちをご紹介します。

■筑波技術大学総合デザイン学科4年 東京2025デフリンピック大会エンブレム制作 多田伊吹(ただいぶき)さん
○デザインで想いを届け、多くの人を笑顔にしたい
「手」をモチーフに、桜の花をあしらい、カラフルな線で描かれたデザイン。これは、2025年に東京で開催される、聴覚障がいがある人たちのオリンピック「デフリンピック」の大会エンブレムです。
考案したのは、盛岡市出身の多田伊吹さん。生まれつき聴覚障がいがあり、普段は手話でコミュニケーションを取っています。小さな頃から絵を描くことや、ものづくりが好きだった多田さんは、「デザインを通して人の役に立ちたい」と、筑波技術大学の総合デザイン学科へ進学。基礎的な知識や技術をはじめ、誰もが使いやすいユニバーサルデザインなどを学びました。
採用されたエンブレムは、コミュニケーションを取る上で大事な「手」にひらめきを得て、試行錯誤を重ねたデザイン。「人々のつながりを〝輪〟で表現し、その先に咲く桜の花に新たな可能性を込めました」と、制作の狙いを語ります。
多田さんにとってデザインは、相手に想いを届けられる手段の一つ。常に「伝わりやすく、分かりやすく、見やすい」デザインを心がけており、自分の想いが伝わった時は「とても嬉しい」と言います。
大学卒業後は旅行代理店で働くという多田さん。「デザインの力を生かして、お客様に喜びや感動を贈りたい」と、胸を膨らませています。

写真が2枚あります。
1枚目:少し横を向いた笑顔の多田さんです。
2枚目:背景は、多田さんが大好きな岩手銀行赤レンガ館。「季節が巡るたび岩手の風景が浮かび心の支えになっています」と語ります。岩手銀行赤レンガ館を背にデザインしたカラフルな線の手のかたちとトウキョウ2025と書かれた白いボードを持っています。
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

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