文字サイズ
自治体の皆さまへ

博物館だより

43/47

岩手県一関市


本市ゆかりの昭和を代表する洋画家の一人、福井良之助の生誕100年を記念し、市内に住んでいた時期に制作した貴重な作品のほか、世界的に認められた孔版画や人気を博した油彩画も交えて、福井良之助の作品世界を紹介します。
日時:
〔前期〕10月29日(日)まで
〔後期〕11月1日(水)~11月26日(日)
*企画展の展示替えのため10月31日(火)は臨時休館
*10月9日(月・祝)、10月28日(土)・29日(日)は入館無料

◇ギャラリートーク
日時:10月8日(日)13:30~

◆博物館でアートを楽しむ-点描(てんびょう)で小粋なカードを作りましょう
日時:10月9日(月・祝)
午前の部…9:00~12:00
午後の部…13:00~16:00
講師:いわい美術振興協会
費用:300円
対象:小学校4年生以上
定員:各回15人
申込み:必要

◆骨寺大学(第5回講座/全6回)
日時:10月14日(土)13:30~15:00
テーマ:「本寺 佐藤家文書にみる明治時代本寺の生活」
講師:竹原万雄氏(東北大学東北アジア研究センター助教)
費用:300円(初回だけ)
定員:50人
申込み:必要

◆展示品紹介 生と死
福井良之助 画布、油彩画 1951〜52年頃
卓上の物体はどれも不可思議な形状をしています。横たえられているのは花びらも葉も落とした枯れたヒマワリです。まるで四肢のように見える葉柄(ようへい)の1本は、小さなつぼみのヒマワリが生けられた丸い花瓶に接して、影を落としています。さながら、生き身と亡骸(なきがら)とが間近に存在している様を表わしているかのようです。
昭和時代に国民的画家として活躍した福井良之助(ふくいりょうのすけ)が、画壇デビュー前の20代に、母のふるさとである一関で描いたこの絵は、彼の極めて初期の作品として非常に貴重です。本作制作の数年前に太平洋戦争で召集を受けたり長兄を亡くしたりした経験も、制作の動機になったのでしょうか。
「生と死」は、福井が生涯取り組んだテーマの一つでした。
※詳しくは本紙をご覧ください。

※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申し込み方法を掲載していません

問合せ:一関市博物館
【電話】29-3180【HP】https://www.city.ichinoseki.iwate.jp/museum/

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU