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一関のもち食文化(9)

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岩手県一関市

■年中行事ともち
長い歴史の中で人々の暮らしとともに多彩な食べ方を工夫してきた一関地方のもち食文化。お餅といえば、お正月のイメージですが、当地方では、年中行事に合わせて餅をつく機会が多くあったといわれています。
例えば11月24日は「お大師様の年越し」。大師講の行事の一つで弘法大師に供え物をする日とされています。白いお餅やだんごの中に萩の小枝を入れた供え物を、果報もちや果報だんごとして家族でいただく風習があります。
季節や人生の節目におもちをついて、自然や神仏に感謝し平安無事を祈る習慣が今日のもち食文化に結び付いています。

問合せ:
本庁観光物産課【電話】21-8415
一関もち食推進会議(事務局:一社世界遺産平泉・一関DMO)【電話】34-5345

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