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文化財探訪

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岩手県一関市

◆県指定無形民俗文化財(民俗芸能)「舞川鹿子躍(まいかわししおどり)」
行山流鹿踊(ぎょうざんりゅうししおどり)は、身に着けた太鼓を自ら打ちながらそのはやしに合わせて踊る太鼓系鹿踊の一つで、舞川鹿子躍はその代表的な踊組です。
行山流鹿踊の由来は、伊藤伴内が登米(とよま)郡の領主伊達式部に仕えていた頃、仙台藩3代藩主伊達綱宗がこの鹿踊を見て、驚山(ぎょうざん)なる躍(おど)りと褒められ、藩主から九曜星の紋、式部から輪違いの紋の使用が許されたこととされます。
舞川鹿子躍は、元禄13(1700)年に本吉郡平磯村(現宮城県気仙沼市本吉町)の千葉平九郎から相川村(現一関市舞川)の吉田猪太郎に伝えられたのが始まりとされ「行山流鹿子踊之由来」などの伝書と8種類の演目を伝承しています。県内でこれほど多くの演目を有する踊組はまれで貴重な存在です。
※詳しくは本紙をご覧ください。

所在地:舞川地区
指定年月日:1997年5月2日

※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申込み方法を掲載していません

問合せ:文化財課
【電話】82-2242【FAX】36-1668

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