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◆暮らしを彩る一閑張りと器展～味わい深い逸品がずらり
「暮らしを彩る一閑(いっかん)張りと器展」は、4月29日から5月7日まで東山の幽玄洞売店で開かれました。
萩荘市民センターを拠点とする「いちご舎」(小岩和子(かずこ)代表)のメンバーが東山和紙を使用して制作した一閑張りの手提げバッグや籠などのほか、コーヒーカップや茶わんといった陶芸作品が並び、来場者は和テイストの味わい深い作品を買い求めました。
東山に実家がある奥州市の西村悦子(えつこ)さん(60)は「小物が入れられるような一閑張りのバッグが欲しい」とじっくりと品を選んでいました。

◆恒例の一関春まつり～多彩なイベントで街に活気
一関春まつり(実行委主催)は4月30日、大町通りを歩行者天国にして開かれ、多くの家族連れらが多彩な催しを楽しみました。
開会式では、イベント参加者らが一斉にバルーンを空に放って開幕を祝いました。通りにはキッチンカー、飲食屋台やマルシェなどが軒を連ねたほか、わんぱくスライダーなど子供たちが楽しめる遊具も人気を集めました。
神奈川県からの帰省中に子供2人と訪れた西脇(にしわき)和加(わか)さん(34)は「子供向けの体験イベントもあってママにとっては最高だった」と喜んでいました。

◆77人出場し東北モトクロス選手権～泥を跳ね上げ、迫力のレース
東北モトクロス選手権シリーズ第2戦岩手大会(藤沢町モータースポーツ協会主催)は5月7日、藤沢の藤沢スポーツランドで開かれ、選手たちがぬかるむコースで激しいレースを繰り広げました。
7クラスに77人が出場。雨が降る天候にもかかわらず多くのモトクロスファンらが詰め掛け、豪快なジャンプや鋭いコーナリングを決める選手たちに歓声を送りました。
藤沢の千葉衆望(しゅうぼ)さん(33)は「小さい頃からレースに参加していたが、今は裏方に徹している。今年は出場者が増えてくれた」と喜んでいました。

◆華やかに「ぼたん・しゃくやく祭り」～初夏を彩る大輪が咲き誇る
「ぼたん・しゃくやく祭り」は5月31日まで、花泉の花と泉の公園で開かれています。ボタンが開花のピークを迎えた5月初旬ごろには、多くの来場者が大輪の花々を楽しみました。
同公園内には国内有数とされる320種のボタン約4千本と、40種のシャクヤク約3千株が植栽され、来場者はゆっくりと観賞したり写真を撮ったりしながら、散策を満喫しました。
子供向けの室内広場も人気で、福島県から孫と訪れた渡辺昭治(しょうじ)さん(67)は「ボタンはもちろんきれいだし、孫も遊べて良かった」と笑顔を見せました。