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春の叙勲

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岩手県一関市

政府は、令和5年春の叙勲受章者を発表しました。叙勲は、国家または公共に対して功労のある人に勲章が授与されるものです。

○瑞宝単光章 消防功労
鈴木良生(よしお)さん 74歳 東山
元一関市消防団副団長。昭和49年に入団し、平成29年までの43年間にわたり消防団組織の充実と強化に努めました。培った技術と知識を若手団員の指導などに生かして、地域防災に尽力しました。受章について「一緒に頑張ってきた先輩、仲間や家族の支えがあり受章することができた」と話しました。

○瑞宝単光章 消防功労
菅原 公(こう)さん 72歳 東山
元一関市消防団分団長。旧東山町消防団に入団した昭和47年から平成29年までの45年間、地域防災に尽力しました。日頃から水源を意識しながら地域を歩き、有事の際はポンプ車を運転して現場へ駆け付けました。「長年消防団員として活動できたのは、妻の支えがあったからこそ。受章は家族にとって宝です」と語りました。

○旭日双光章 地方自治功労
佐藤雅子(まさこ)さん 82歳 東山
元一関市議。平成12年から令和3年まで旧東山町議を2期、一関市議を4期務めました。婦人会の後押しを受けて初当選後、教育や福祉施策などに力を注ぎ、平成27年には市議会初の女性副議長として円滑な議会運営に尽力しました。「女性の地位向上を図るため、皆さんの協力で頑張らせてもらった」と振り返りました。

○瑞宝単光章 消防功労
小野寺文明(ふみあき)さん 72歳 東山
元一関市消防団副団長。昭和45年の入団以来、44年間にわたって地域の防災力向上に尽力。婦人消防協力隊や自主防災組織と連携を図りながら、消防団組織の強化に努めました。「受章は思いもしないことでまさかと思った。仕事をしながらの活動は大変だが、後輩たちを応援している」とエールを送りました。

○瑞宝小綬章 消防功労
平野和彦(かずひこ)さん 70歳 一関
元一関市消防本部消防正監。昭和51年に両磐地区消防組合に消防士として採用され、消防次長兼一関西消防署長、消防長などを歴任。東日本大震災発生後は、一日も早い復旧・復興を目標に指揮を執りました。「私個人ではなく、職場の先輩や同僚、後輩らの助け、消防団を含めた消防関係者の取り組みのおかげ」と受章を喜びました。

●危険業務従事者
政府は、第40回危険業務従事者叙勲の受章者を発表しました。危険性の高い業務に精励した人に勲章が授与されました。

○瑞宝単光章 消防功労
佐藤征彌(せいや)さん 79歳 大東
元両磐地区消防組合消防司令長。昭和47年の同組合発足時に採用され、平成16年に千厩消防署主幹兼副署長として定年退職しました。火災が頻繁に発生し、つらい期間もありましたが、「地域の皆さんの協力のおかげで乗り越えられました。支えてくれた妻と家族にも感謝したい」と思いを込め、語りました。
※「佐藤」の「藤」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

○瑞宝双光章 消防功労
吉田正男(まさお)さん 72歳 東山
元一関市消防本部消防司令長。昭和47年の両磐地区消防組合発足時に採用され、平成23年の一関東消防署長を最後に定年退職しました。厳寒時の消火活動の苦労、職員教育に励んだ総務課勤務時代を振り返り「受章は身に余る思い。先輩、仲間や家族の支えのおかげで消防という仕事を続けてこられた」と感謝しました。

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