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自治体の皆さまへ

〔特集〕一関が元気になるふるさと納税(1)

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岩手県一関市

一関市ふるさと応援寄附(ふるさと納税)として、令和4年度は全国の皆さんから15億円を超える寄付がありました。これは過去最高だった令和3年度実績の2倍以上の金額です。今回の特集は寄付金の活用例や、返礼品を手掛ける人たちの声、寄付者からの応援メッセージなどを通して、ふるさと納税で一関が元気になる仕組みをお知らせします。

●ふるさと納税(一関市ふるさと応援寄附)
生まれ育ったふるさとや応援したい地域など、居住地以外の自治体に寄付をすると、2千円を超える部分について所得税と住民税の控除を受けられる制度(控除上限額は個人により異なります)。多くの自治体が寄付者に地場産品などを返礼品として送り、地域の魅力発信や、交流人口の増加などにつなげています。「一関市ふるさと応援寄附」は市のふるさと納税の名称で、寄付金はふるさと応援基金として積み立て、次年度以降の事業に活用しています。
・市は平成30年度からふるさと納税ポータルサイトを活用したり、返礼品の数を増やしたりしました。以来、寄付額が増加しています。
・ポータルサイトとは、ふるさと納税をインターネットから簡単に手続きできるサービスのことです。

■寄付金を活用してまちを元気に!
□令和4年度は33事業に約6億8100万円を活用しました
本市にふるさと納税をする時に、寄付者は使い道を指定することができます。寄付者の希望が生かされることはもちろん、市民のためになる事業に役立てられます。

●蔵書を増やし、利用しやすい図書館に
平成29年度からふるさと納税を図書館資料の購入などに活用し、魅力のある図書館づくりに役立てています。市内には八つの図書館があり、蔵書は全館合わせて約100万冊。全国103の同規模自治体(10万人以上15万人未満)のうち、本市は令和3年度に蔵書冊数1位、貸し出し冊数24位となりました。また、市立図書館は県内図書館の貸し出し冊数ランキングで、平成26年度から1位を継続しています。

一関図書館 藤倉忠光(ただみつ)館長
ふるさと納税による寄付金を図書館資料の購入のほか、子供から高齢者まで、そして読書が困難な人でも図書館を快適に利用できるような環境づくりに役立てています。応援に感謝しながら、さらに蔵書やサービスを充実させ、皆さまと共に成長していく図書館を目指します。

○図書館資料整備事業費 約2100万円
主な内訳
・図書館資料などの購入費
・電子図書館システム賃借料・コンテンツ使用料
・資料管理用ICタグ購入費 など

〔その他の主な活用例〕
○道路維持補修費 約5000万円
○交通安全施設整備事業費 約3400万円
路面の補修、ガードレールやカーブミラーの整備など交通の安全確保に活用しました。
○住宅環境改善リフォーム補助金 約3100万円
市民の生活基盤である住環境の改善への支援に活用しました。
○体育施設管理費 約2500万円
運動場、競技場などの維持管理、市民のスポーツ環境の整備に活用しました。

※「ふるさと納税のイメージ」については、本紙をご覧ください。

問合せ:本庁交流推進課
【電話】21-8194

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