◆Books 1月は一関図書館
◇「シャーリー・クラブ」
パク・ソリョン/著 李聖和/訳 亜紀書房/発行
ワーキングホリデーで渡豪した韓国人のシャーリーは、同じ名前の人だけが加入できるクラブの存在を知り、加入を認められます。差別に傷つき、アイデンティティに迷う彼女が、人種と世代を超えて喜怒哀楽を分かち合う絆と連帯の物語です。
◇「コウケンテツの日本100年ゴハン紀行」
NHK「コウケンテツの日本100年ゴハン紀行」制作班/著 中央公論新社/発行
「100年先まで残したい日本の食」を探す旅を続ける料理研究家コウさんが本市で出会ったのは、厳美渓の「郭公だんご」と「餅の郷のおもてなし」。一家総出で餅をつき、多彩な味付けで楽しむ「餅文化」は絆をつなぐごちそうであると絶賛しています。
◇「美しき世界手芸紀行」
日本ヴォーグ社/発行
パレスチナの真珠貝細工「ベツレヘムパール」や精緻な「ウクライナ刺繍」など、世界16地域の伝統工芸を紹介する雑誌「毛糸だま」人気連載の書籍化。後継者不足や歴史的な危機に遭いながらも大切に受け継がれてきた手仕事を知ることができます。
◆News 図書館へ行こう!
◇「いちのせき電子図書館」を使ってみませんか
スマートフォンやタブレット端末などから電子書籍を借りて読むことができる「いちのせき電子図書館」に160点の新着資料を追加しました。いちのせき電子図書館を利用するにはIDとパスワードの登録が必要になります。登録は最寄りの市立図書館で手続きできます。音声読み上げの本や利用者登録不要で読むことができる資料もあります。年末年始(休館日)も利用できます。
◆Reference 図書館で調べよう
Q.自鏡山(じきょうざん)について知りたい。
A.自鏡山は、一関市萩荘から宮城県栗原市金成に続く山です。古くは「忍骨山(おしほねやま)」、その後「持経山(じきょうざん)」現在の「自鏡山」となったいわれが古文書に残されています。
参考資料:「研究紀要 第2号」栗原市金成史談会/編、論文「自鏡山旧事記について」佐藤義夫/著、「萩荘村史」内「自鏡山本地由緒書」
◆Events 各館オススメの企画展示・イベント
※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申し込み方法を掲載していません
休館日情報などは市立図書館ホームページ(【HP】https://www.city.ichinoseki.iwate.jp/library/)で
問合せ:
一関図書館【電話】21-2147
花泉図書館【電話】82-4939
大東図書館【電話】75-3541
千厩図書館【電話】51-1122
東山図書館【電話】47-2324
室根図書館【電話】64-3820
川崎図書館【電話】43-4123
藤沢図書館【電話】63-5088
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