◆冬の夜彩る せんまやイルミネーション~市民らが幻想的な雰囲気を満喫
せんまやイルミネーション2023(千厩地区まちづくり協議会主催)は12月9日、千厩の千厩市民センターで始まりました(令和6年1月14日まで実施)。色鮮やかな電飾の光が冬夜を幻想的に彩っています。
約2万個の発光ダイオード(LED)、投光器、ペットボトルツリーやフォトスポットなどを駐車場に設置。点灯式では、市民講座の受講生による合唱やスコップ三味線のパフォーマンスなどが繰り広げられました。
同協議会の千葉隆生(たかお)会長(73)は「家族や友達を誘い見に来て、笑顔になってもらいたい」と願いました。
◆しめ飾り作り体験会~昔ながらの縄ないで正月準備
しめ飾り作り体験会は12月5、6の両日、一関の萩荘市民センターで開かれ、地域住民が昔ながらの縄ないに挑戦しながら正月を迎える準備に取り組みました。
萩荘老人クラブと萩荘市民センター、萩荘地区まちづくり協議会地域振興部の共催。5日は参加した約20人が地域の名人から稲わらを使った縄ないを教わり、作ったしめ縄にミカンやお幣束(へいそく)などを飾り付けてしめ飾りに仕上げました。縄ない経験のある佐藤洋一(よういち)さん(72)は「昔ながらの伝統行事を継承し、次の世代につないでいくことが大事」と語りました。
◆FMBA藤沢マーチングバンド定期演奏会~息ぴったりの吹奏楽で会場が一体に
FMBA藤沢マーチングバンド(千葉文彰(ふみあき)代表)の第2回定期演奏会は11月26日、藤沢の藤沢小学校体育館で開かれ、メンバーが息の合った演奏を繰り広げました。
同バンドには、吹奏楽という共通の趣味を持つ子供から大人までの39人が在籍。「君の瞳に恋してる」や「アルセナール」を演奏したほか「銀河鉄道999」などは体を動かすパフォーマンスも交えて演奏しました。
千葉代表(48)は「今年最後の演奏会なので、皆さんからの期待に応えられるよう、メンバーみんなで張り切って演奏した」と充実感をにじませました。
◆大東芸術祭 郷土芸能発表会~迫力ある演舞を披露
第44回大東芸術祭郷土芸能発表会(大東芸術文化協会、市主催)は12月3日、大東の猿沢伝承交流会で開かれ、郷土芸能に励む6団体が伝統の舞を披露しました。
地域の芸能を受け継ぐ町内の団体が一堂に会し、活動成果を発表する場。各団体が神楽や鹿踊(ししおどり)、さんさ踊りなど迫力ある演舞で来場者を楽しませました。
小沼鹿踊保存会は「入羽(いれは)」「水車(みずぐるま)」などの演目を堂々と披露。演舞を見守った三浦義博(よしひろ)代表(74)は「舞い手の後継者不足という問題はあるが、今年最後の発表にふさわしい素晴らしい舞だった」と笑顔を見せました。
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