わっしょい みんなでかつごう いちのせき!!
◆本市の協働の取り組み(7)~「協働のための仕組みづくり」取り組み事例~
本市の協働の定義は「継続的な話し合いと合意形成」です。
これは、何かに取り組むときに、関係する人たちが集まり、話し合い、合意して、丁寧に進めていくという基本的な考え方です。
本号では、協働のための仕組みづくりに取り組む地域協働体を紹介します。
◇舞川地域課題対策協議会(一関)
舞川地域課題対策協議会は「これからの舞川を語る会」を開催し、少子高齢化と人口減少が進む中で、これからの舞川をどのようにしていくかを話し合っています。
7月に開催した語る会では、烏兎ケ森(うどがもり)の環境整備を主な話題として意見交換をしました。「昔は烏兎ケ森の頂上から美しい景色を眺めることができたが、最近は木の枝が伸び景色が見えづらい」ことを共有し、今後も舞川のシンボルとして環境整備を進め、守っていくことを確認しました。
小野寺政吉事務局長は「昔の人が美しいと感じた景色や鹿子踊(ししおどり)をはじめとした地域の伝統文化や技術を、後世に引き継いでいかなければならない」と、地域の伝統や文化への思いを語りました。また、「これからの地域を担う若者に地域の良さを伝えることが現在の課題」とも話しました。
今後、PTAの皆さんとの懇談を予定するなど幅広い年齢層の人が参加し、住民一人一人の声を「聴く」場づくりをすることも、話し合いで協働を推進する仕組みづくりの取り組みです。
文・佐藤寛太さん(大東高等学校2年)
問合せ:本庁 まちづくり推進課
【電話】21-8671
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