■もち食 豆知識
長い歴史の中で受け継がれ、人々の暮らしとともに多彩な食べ方を工夫してきた、一関地方のもち食文化。今回は、舞川地区の文集にあった、餅を焼いている間に口ずさんでいたとされる「餅焼数え唄」を紹介します。
「一つ火鉢で焼いた餅、二つふくれたふくで餅、三つ見事な飾り餅、四つよごれた小豆餅、五つ隠居のかぶれ餅、六つ嫁婿祝儀餅、七つ七草おかゆ餅、八つ山根のゴボウ葉餅、九つここらのはやり餅、十で殿さん南ばん餅」というものです。
餅を焼く時のワクワクしたような楽しげな様子が数え唄から伝わってきます。
問合せ:
本庁観光物産課【電話】21-8415
一関もち食推進会議(事務局…一社世界遺産平泉・一関DMO)【電話】34-5345
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