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重ねた歳月、刻んだ年輪 百年目の寿

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岩手県一関市

大正・昭和・平成・令和―。
四つの時代を駆け抜け、歩んできた1世紀の軌跡。
それぞれが紡いできた100年の物語。
100歳の誕生日を迎えた4人を紹介します。

◆鈴木松代(すずき・まつよ)さん
一関 大正12年12月27日生まれ
30歳ごろに胤昭(たねあき)さんと結婚。子供1人、孫2人、ひ孫7人がいます。満州で過ごしていた時には女学校の事務員、帰国後は農協や建設会社の事務員として働きました。書道が得意で代筆を頼まれることもありました。楽しみはおいしい食事という松代さんの長寿の秘訣(ひけつ)は、好き嫌いなく食べること。家族は「元気で長生きしてもらいたい」と願いました。

◆小野憲子(おの・かずこ)さん
東山 大正13年1月1日生まれ
23歳ごろに周平(しゅうへい)さんと結婚。子供4人に恵まれ、孫9人、ひ孫6人がいます。結婚後は農家として麦や大豆などを育てました。若い頃は社交ダンスを楽しんだり、夫婦で全国各地を旅行したりしました。食欲旺盛で3食しっかり食べるほか、おやつも好物です。家族は「病気をしたこともあるけれど、元気になって家族のために頑張ってきた」と憲子さんの長寿を祝いました。

◆大寺マツ(おおてら・まつ)さん
一関 大正12年12月8日生まれ
37歳ごろに康一(こういち)さんと結婚。北海道八雲町に移り住み、夫婦でパンの販売をなりわいにしました。康一さんが他界後、80代後半で帰郷。現在は平泉町内の介護老人保健施設に入所し、新聞や本を読んで過ごしたり、他の利用者との交流を楽しんだりしています。マツさんは「春になったら家で餅やかぼちゃばっとをたくさん食べたい」と話しました。

◆及川フミ(おいかわ・ふみ)さん
大東 大正12年12月13日生まれ
21歳ごろに君男(きみお)さんと結婚。4人の子供に恵まれ、孫10人、ひ孫10人がいます。専業主婦をしながら自宅の農作業にも励みました。民謡を聴くのが趣味で、月曜夜のラジオを楽しみにしています。長寿の秘訣(ひけつ)は好き嫌いせず何でも食べること。栄養ドリンクもよく飲んでいます。フミさんは「皆さんのおかげで100歳を迎えられ、ありがたい」と感謝しました。

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