〔pick up〕かかりつけ医を持ちましょう

14／45

かかりつけ医と病院、どちらにもそれぞれに重要な役割があります。違いを理解し、まずはかかりつけ医に相談し、受診しましょう。

■かかりつけ医とは
かかりつけ医とは、日頃から健康管理をしてくれる身近な医師(医療機関)のことです。かかりつけ医には次のようなメリットがあります。
・症状、病歴、健康状態を把握しているので、いざというときにすぐに対応してくれます
・食事や運動など、日常の健康管理のアドバイスをしてくれます
・入院や高度な検査が必要な場合などに、適切な病院・診療科を指示、紹介してもらうことができます

■病院と診療所(医院)の役割の違い
軽→症状・緊急度→重
▽一次医療機関(民間診療所(医院)、国保診療所、休日・夜間救急当番医など)
比較的症状の軽い患者の初期診療、日常的な病気や生活習慣病、安定した慢性疾患の診療を行います
▽二次医療機関(県立病院や民間病院)
専門の医療設備を備え、入院や手術が必要な重症患者の診療を行います
▽三次医療機関(高度救命救急センター)
命に係る特に症状の重い患者や二次医療機関から紹介された患者の入院治療を行います

■病院の受診はかかりつけ医からの紹介で
風邪などの日常的な病気や生活習慣病、安定した慢性疾患の場合は、できるだけ通常の診療時間内に、診療所(医院)などのかかりつけ医を受診しましょう。
精密検査やより高度な治療が必要になったときは、かかりつけ医の紹介で病院を受診しましょう。
[患者]
↓受診・相談
[かかりつけ医]
↓↑連携
[病院]
・専門的な医療が必要な場合はかかりつけ医が病院を紹介
・症状が安定したら病院からかかりつけ医ヘ
*やむなく休日や夜間に受診する場合は当番医を利用しましょう。当番医を利用する際は、電話してから受診しましょう

皆さんにとって、頼りになるかかりつけ医をもつことは、健康を維持・増進するためにも大切なことです。かかりつけ医は地域に密着して、子供から大人まで世代を問わず、人々の健康を支えています。

問合せ：健康づくり課(一関保健センター内)
【電話】21-2160