◆企画展「菅原清蔵の民藝コレクションに見る植物意匠(ボタニカルデザイン)」
本館が所蔵する菅原清蔵の民藝コレクションから、植物がデザインされた品々を紹介します。
日時:4月27日(土)~6月9日(日)
*初日は入館無料
◆今後の特別展・企画展 *全て仮題・予定
◇特別展「江戸の大名屋敷―一関藩・仙台藩―」
江戸時代に現在の一関市域を領有していた一関藩、仙台藩の江戸屋敷について、発掘の成果や歴史資料を通して、その構造や機能などを紹介します。
日時:9月14日(土)~11月24日(日)
◇企画展「どうぶつ―狩る・祈る・調べる・愛でる―」
一関周辺の資料を中心に、動物たちと人々とのさまざまな関わりについて紹介します。
日時:7月6日(土)~8月18日(日)
◇企画展「暮らしのなかの道具」
一関周辺で使われたむかしの道具について紹介します。
日時:令和7年1月25日(土)~3月16日(日)
◆展示品紹介 馬衣(うまぎぬ)(部分写真)近世~近代
馬の背から掛けた布です。竹をモチーフとする家紋の四方に染め抜かれている文字は「踏馬御免(ふみうまごめん)」。これは、馬を引いて歩く人や、馬に乗って進む人が、往来する人々に向けて「そこをどいてくれ」という意味で使う言葉です。この部分を馬の背に掛けて側面から眺めると、滝を勢いよく登る鯉(こい)の文様(もんよう)が目に入ります。滝の上では松が枝を広げて菊は花を咲かせ、滝つぼには橘(たちばな)が浮かんでいます。立身出世のシンボルでもある鯉の滝登りに、おめでたい植物として知られる松、菊、橘を組み合わせた明快なデザインは、鮮やかな色合いと、それを区切る白い輪郭線で構成されています。馬の躍動感と健やかさにぴったりの意匠と言えましょう。企画展「菅原清蔵の民藝コレクションに見る植物意匠(ボタニカルデザイン)」で展示します。
※詳しくは本紙をご覧ください。
※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申し込み方法を掲載していません
問合せ:一関市博物館
【電話】29-3180【HP】https://www.city.ichinoseki.iwate.jp/museum/
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