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いちのせき協働ニュース~輪(わ)っしょい!

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岩手県一関市

わっしょい みんなでかつごう いちのせき!!

◆一関市の協働の取り組み(1)~まちづくりのスタートとこれから~
市は令和6年3月に第3次協働推進計画を策定しました。
計画を見直すに当たり、住民懇談会を開催した中で「市が取り組む『協働』や『地域協働』がどのようなものかよく分からない」との意見がありました。
このコーナーでは、これまで取り組んできた協働の歩みを振り返りながら、市が取り組む「協働」を発信していきます。

◇協働によるまちづくり宣言
市が宣言をしたのは平成19年度末。平成の大合併により市域が広くなり、新たなまちづくりが必要になりました。宣言をしてすぐに「協働」が進むわけではなく、公民館(現在の市民センター)単位で懇談会や研修会、ワークショップなどを開催し、「協働のまちづくりとは何か」「行政の役割や地域の課題・役割は何か」などを市民と行政が一緒に考えることから始めました。
「急がない」を合言葉に、結論を急がずに地域が納得する「協働」を考えました。

◇協働の定義
その中でも一番時間をかけて議論したのが「協働の定義」についてでした。
少子高齢化や人口減少が進み、人もお金も限られた中でも、地域運営をしていかなければなりません。何かに取り組むためには、話し合い、プロセスを共有し、その結論に皆が納得してから具体的な行動に移すことが必要だと結論づけたのです。
そして、協働の定義を、「協働の主体である市民組織、企業、行政がお互いの立場を尊重し、公共的、公益的な活動を継続的な話し合いと合意により、協力して行動すること」としました。
これは、「何かに取り組む時は、関係する人が集まり、話し合い、合意し、丁寧に進めていきましょう」という基本的な考え方です。

◇市民の市政への参画
現在「話し合い」が、地域、行政ともに意識され、市民がさまざまな場面でワークショップへ参加する機会も増えるなど、市政への参画も進んでいます。
あなたの参加が地域づくりへの第一歩。地域活動への参画を通じて、魅力あるまちづくりを進めていきましょう。

問合せ:本庁 まちづくり推進課
【電話】21-8671

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