イチ ビト～一関の輝く人 No.6

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■地域づくりや商売のノウハウ学び帰郷　若いパワーで地元を盛り上げたい
本屋やガソリンスタンド(GS)を営む家に生まれ育ち、興味があった地域づくりを学ぶため、東京の大学に進学。卒業後は仙台市に本社がある商社に勤務し、主にGS業務で4年間ほど経験を積みました。「一度は外に出ても、いずれは戻りたい」と思っていたため、令和5年3月末で退職してUターン。現在は家業のGS店舗で、他のスタッフたちと共に店頭に立ち丁寧な接客を心掛けています。
大学在学中から、長年住民に愛される地元の一大イベント「せんまや夜市」の準備や運営に携わるようになりました。「自分にとって夜市は小さい頃から当たり前のようにあったものだけど、こういう全国的にも珍しい行事が地元にあることはすごいと思う」と誇らしさをにじませます。
秋に開催されるアートイベントの運営にも協力しているほか、ハロウィーンの催しでは実行委員長を任されるなど、徐々に地元とのつながりが深まっているのを感じています。「一緒に千厩を盛り上げてくれる仲間が増えてほしい」と地域を活気づける若い力を求めています。

▽せんまや夜市などのイベント運営に携わる
熊谷広太郎(くまがい・こうたろう)さん　27(千厩)
Profile
平成8年、一関市千厩町生まれ。学生時代から町内のイベントに積極的に協力。趣味はプロ野球観戦。楽天のファンで、阿部寿樹選手(一関出身)の応援には人一倍力が入る。