◆資料紹介―オシラサマ―
令和5年度、一関市に舞い戻ったオシラサマ(包頭衣型(ほうとういがた))です。頭部から幾重にも衣(布)がかぶせられています。このオシラサマは昭和30年代、個人から旧藤沢町に寄贈された後、町から岩手県立博物館に寄託されていました。現在は、当館で常設展示しています。
オシラサマは家の守り神や養蚕の神、馬の神などとされる神様です。形式は頭まで衣をかぶった「包頭衣型」と芯の頭を出した「貫頭衣型(かんとういがた)」があります。
当館では「貫頭衣型」も展示しており、二つの形式を見比べることができます。
※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申し込み方法を掲載していません
問合せ:一関市民俗資料館
【電話】75-2020
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