◆市指定無形民俗文化財(民俗芸能)「増沢神楽(ますざわかぐら)」
幕末から明治期に旧仙台藩北部内陸地方の法印神楽をもとに、山伏神楽や他芸能の影響を受けて発展した南部神楽です。明治42(1909)年、八沢村(現藤沢町増沢)総鎮守・立石神社への奉納神楽のために発足した「増沢神楽楽友会」が始まりです。明治44(1911)年に一部が独立して「増沢神楽」が誕生し、「増沢立石神楽」への改称を経て、楽友会との統合で再び「増沢神楽」となりました。昭和42(1967)年に「増沢神楽保存会」となり現在に至ります。かつて藤沢中学校で鶏舞、旧新沼小学校で神楽を指導していたこともあり、地域の民俗芸能として定着しています。
所在地:藤沢町増沢字畑沢
指定年月日:平成28(2016)年7月28日
問合せ:文化財課
【電話】82-2242【FAX】36-1668
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