~一関市市有林J-クレジットプロジェクト始動~
脱炭素のまち いちのせき
■市が一般販売するJ-クレジット
種類:森林吸収系
販売量(12月末時点):1,815t-CO2
販売単位:1t-CO2
販売単価:12,500円(税別)/t-CO2
■間伐のメリットとは
風通しが良く、光が差し込み、雨が地面に染み込むようになるので、残した木々の成長が促されてCO2の吸収量が増えるとともに、生物多様性の高まりや土砂崩れ、洪水の防止などのメリットがあります。
■本市のJ-クレジットは森林が吸収した二酸化炭素
森林は、土砂崩れを防いだり水を畜えたりする働きで私たちの生活を支えています。木は大気中のCO2を吸収し、太陽などの自然エネルギーを使って酸素を排出し、炭素を体内に蓄えるといった光合成によって成長します。植林や間伐を行うことで、森林によるCO2吸収量を増やすことができます。
■J-クレジットの特徴
▽取引を通じた活用の流れ
※詳しくは本紙をご覧ください。
▽温室効果ガスの削減、吸収
再エネの導入、省エネ設備の導入(燃料転換、高効率化)、適切な森林管理の各プロジェクトを対象に、温室効果ガス(CO2など)の削減または吸収活動に貢献した分がクレジットとして認証されます。
▽排出量取引
企業や団体は、取得したJ-クレジットを他の企業に販売することができます。これにより、排出量削減のコストを最適化することが可能です。
▽カーボンニュートラルの促進
企業や自治体が自らの排出するCO2を相殺(オフセット)するために、J-クレジットを購入できます。これにより、企業や地域のカーボンニュートラルの達成を支援します。
▽信頼性と透明性
J-クレジットは、第三者機関によって実際の削減量が確実に達成されていることが確認されるため、信頼性があります。
▽政府によって運営されるJ-クレジット制度(*)
国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J-VER)制度が発展的に統合した制度で、日本政府が運営する温暖化対策の一環です。国際的なクレジット取引やカーボンプライシング(炭素税や排出権取引など)とも連携しています。
問合せ:本庁林政推進課
【電話】21-8195
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