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自治体の皆さまへ

みんなの広場

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岩手県久慈市

■きらり人輝く
身近な海と祖母の姿
いつかは海女の仕事をしたい高校生
▼憧れの海女を体験
海女をしていた祖母の姿に憧れて、久慈市観光協会の高校生海女クラブに3年参加した新井田飛徠さん。海女に対する思いや海女クラブでの活動について聞きました。
▽海女クラブに参加したきっかけ
家のすぐ近くに海があり、遊び場も海でした。小学校の高学年には、海で泳ぎ潜ることが普通で、今でも友達と海に行き遊んでいます。祖母が海女をしていたので、海に潜る姿に小さい頃から憧れがありました。高校生の海女クラブを知っていたので、自分も海女の仕事や活動をしてみたいとずっと思っていました。
▽海女クラブの活動について
3年間参加しましたが、1年生の時はコロナで中止。昨年はよむのすでのかき氷販売や写真撮影などを行いました。今年は小袖で活動。憧れに近い海の仕事をすることができてうれしかったです。海女フェスでは、海水の温度を測る作業や海女が獲ってきたウニを運んでお客さんに提供する手伝いなどをしました。あまちゃんの再放送もあり、たくさん観光客が訪れ、声をかけていただきました。海女の人数や、潜るときに浮かないのかといった質問がありましたが、一番多かったのは本当にじぇじぇじぇと言うのかという質問でした。祖父母は普通に使います。海に潜ることはできませんでしたが、普段経験できない交流をすることができました。学びもあり楽しかったです。
▽海女への思い
保育園のときの将来の夢は海女でした。日によって状況が違う海から、たくさんのウニを獲って来る姿を見て、改めて憧れを感じています。進学しますが、いつか海女の仕事もやってみたいです。

Name:新井田飛徠さん にいた・ひらい(宇部町・17歳)
Profile:久慈東高等学校3年

■集まれ!元気の輪
▼花ちりめん
花ちりめんは、3年続くつまみ細工を中心に活動するサークルで、60~70代の5人で活動しています。
つまみ細工は、針や糸を使わないので初心者でも手軽に始めることができます。小さく切ったちりめんなどの布をピンセットを使ってつまみ、ボンドで接着して作成。シンプルな作りながら、パーツを組み合わせることで花時計やひな人形などの作品を作ることができます。
クラフトテープやプラスチックバンドでかごや小物なども制作。作ることが好きな人や新しいことを始めてみたいと思っている人を募集中です。気軽に参加ください。

代表:下斗米辰子さん
活動場所:山形市民センター【電話】59-3051
活動日:第2火曜日9時30分~11時30分

■My life in Kuji
市内の小・中学校で英語を教えているALT(外国語指導助手)の皆さんが、久慈で生活していて感じたことなどを紹介するコーナーです
▼みなさん、初めまして!
みなさん、こんにちは。ローレン・ブーカーです。フランクリン市からそれほど遠くないインディアナ州ブラウン郡から来ました。年齢は23歳。フランクリン大学で社会学を学び、昨年卒業したばかりです。趣味は、お菓子作りとヨガ。スポーツではテニスが好きです。ハイキングお気に入りなので、久慈の山に登ってみたいと思っています。
9月からいよいよ担当校の学校を訪問。先生・児童・生徒みんなが優しくしてくれたので、とてもうれしかったです。もっともっと日本語を話せるようになりたいと思いました。これから、たくさんの人との出会いを楽しみにしています。大好きなネコとの出会いも楽しみです!
本紙掲載の写真は、大学生時代に、東京、大阪、京都、広島を旅した時の写真です。これから日本中を旅行することを楽しみにしています!

ローレン・ブーカーさん
インディアナ州・23歳/長内小、宇部小、長内中、宇部中、山形地区の小中学校を担当

■市民センターだより
▼宇部市民センター事業紹介
▽夏まつりで地域を盛り上げよう
宇部町全域で楽しめるイベントで地域を盛り上げたい!との思いから、令和2年に実行委員会を立ち上げ、企画を進めてきた宇部夏まつり。コロナ禍で中止を余儀なくされてきましたが、令和5年度は若手有志の実行委員会が中心となり進めてきました。
天候にも恵まれた8月11日当日は、地域内外から約350人が来場。地元の団体によるじゃっこの塩焼きやかき氷、焼きそばの模擬店も大盛況で長い行列ができました。多数の地元企業や団体、個人から協賛を受け実施した懸賞付き盆踊り大会は、盆踊り太鼓教室の参加者が練習の成果を披露。浴衣や祭り半纏姿での盆踊りは夏まつりらしい風情溢れるイベントとなりました。子どもも大人一緒に楽しみ、地域の交流が深まるイベントに実行委員長の欠畑誠さんは「開催できて良かった!準備の苦労も吹き飛び、次回開催への意欲が湧いてきました」と笑顔を見せました。
皆さん、来年は宇部夏まつりへお越しください。

問合せ:宇部市民センター
【電話】56-2706

▼短角牛と過ごす毎日
地域おこし協力隊の小野沢りんです!協力隊に赴任して、あっという間に1年が経ちました。赴任当初は自分の活動や方言が分からず地域の人との会話でかなり苦戦しましたが、現在は短角牛の肉処理技術の習得、山形町の短角牛繁殖農家や肥育農家の給餌、イベントの手伝い、平庭闘牛大会で勢子(せこ)に挑戦するなど、いわて山形村短角牛の振興に関わる活動をしています。
今年は週1回、山の上にある短角牛の放牧地の監視業務も始めました。5月~10月の間、短角牛のお母さん牛と今年生まれた子牛は放牧地で草をたくさん食べて過ごします。一見のどかな景色ですが、子牛にとっては初めての過酷な環境。そのため、監視人は牛がケガをしていないか、体長は悪くないかを確認します。
今後は、イベントで短角牛肉の商品販売をしようと計画中ですので、見つけた際にはお声掛けください!

小野沢りんさん(おのさわ・りん22歳)
2022年8月着任。長野県出身。短角牛に魅せられ、山形町内で牛の生産や肉の加工などを勉強中。

▽地域おこし協力隊
移住定住促進を目的に、都市部からの移住者に対して市が委嘱。カフェを中心とした地域の活性化、新規漁業者の確保や水産物の高付加価値化への取り組み、農泊事業の実践と推進、地域資源の商品開発・販路拡大PRなどを行います。

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