News and Info(1)

5／28

■秋の叙勲・褒章
令和5年度、秋の叙勲・褒章が発表されました。市内の受賞者の皆さんを紹介します。
▽消防功労　瑞宝単光章
柴田修佑(しばたしゅうすけ)さん(中央・76歳)
昭和47年に久慈地区広域行政事務組合に採用され野田分遣所に配属。普代、山形分署長などを歴任し、36年余りの長きにわたり、消防活動に尽力しました。
受賞にあたり「消火活動には消防団の協力が不可欠で、地元の人とのコミュニケーションを大切にしてきました。思い出されるのは久慈大火です。当日は当番で、通報を受け現場に急行し、煙を発見。最初はすぐに消火できるだろうと思いましたが、あっという間に燃え広がり、鎮火まで帰宅せず活動しました。平成2年には小袖婦人消防隊と第6回全国婦人消防大会に出場。一カ月以上の訓練を共にし、成果を示してくれた当時の隊員の皆さんには感謝しています。
家を空けることが多い仕事で憂いなく現場活動できたのは、子どもや家を守ってくれていた妻のおかげです。大変感謝しています。」と思いを語りました。

▽海事関係功労　瑞宝単光章
川端利幸(かわばたとしゆき)さん(小久慈町・68歳)
※川端利幸さんのインタビューの掲載は、本人の意向により、割愛させていただきます。

長年にわたる活動の功績・功労により、大臣表彰を受けました。
・市町村議会議員総務大臣感謝状
・海事関係功労者大臣表彰(国土交通大臣)
※詳細は本紙参照

■NEWS
▼森林の役割を学ぶ
▽小学校原木しいたけ植菌体験
10月24日、山形小学校の3年生から6年生36人が原木しいたけの植菌を体験しました。県民参加の森林づくり促進事業の一環として令和3年度から市内小学校で実施。久慈市しいたけ生産推進協議会の苅間澤由広会長が植菌の仕方や、木の利用が減り、山が荒れてきている現状を伝えました。
児童は初めて見る種駒に歓声を上げながら植菌。6年生の岩脇悠真さんは「種駒から汁が出ていて驚きましたが、楽しかったです。私の住む霜畑地区には自然がいっぱいあるので守っていきたいです」と笑顔を見せました。

■NEWS
▼インクルーシブスポーツで交流
▽ふれあい交流スポーツフェスタand結いっこフェスタ
11月2日、障がいがある人もない人も一緒にスポーツを楽しむイベントが久慈市民体育館で5年ぶりに開催されました。久慈広域の福祉施設などから約100人が参加。卓球バレーやターゲットボッチャなど7つの競技で熱戦を繰り広げました。福祉施設利用者の作品展示や各施設おすすめの製品販売も行われ、来場者でにぎわいました。
卓球バレーの部で第1位に輝いた、「チームはあと舎」の橋場裕太郎さんは「初めてのスポーツフェスタのためにたくさん練習をして、楽しむことができました」と充実した表情を見せました。

■INFO
▼除雪作業に協力願います
冬季間の安全で円滑な道路交通確保のため、道路の除雪を行います。早朝や夜間の限られた時間で作業するため、除雪が遅れる場合や騒音・振動が発生することがあります。ご理解ご協力をお願いします。
▽除雪作業でのお願い
(1)除雪の際、やむを得ず出入り口に雪が残る場合があります。玄関口や私道などは各家庭や地域での雪かきにご協力ください。
(2)路上駐車は、除雪の妨げになるのでやめましょう。
(3)道路への雪出しは、事故原因となるのでやめましょう。
(4)作業中の除雪車は危険です。近付かないでください。
(5)市道への凍結抑制剤散布に協力できる人は、区長を通じて連絡願います。

問合せ：除雪の担当
国道45号…三陸国道事務所久慈維持出張所【電話】53-2790
国道281号・395号・県道…県北広域振興局道路整備課【電話】66-9688
市道(久慈地区)…道路河川維持課【電話】52-2151
市道(山形地区)…産業建設課【電話】72-2129

■NEWS
▼来館者250万人を達成
▽久慈市文化会館来館者250万人達成記念式典
11月19日、久慈市文化会館アンバーホールの来館者が開館から24年と9カ月で250万人を達成しました。
250万人目の来館者となったのは、天神堂の坂川良子さん。夫の孝志さんと同日公演が行われた舞台「アカシアの雨が降る時」を見るために訪れました。市と2階ラウンジのYAMANECO・COFFEE・LABから記念品を贈呈。公演の作者で、演出を務めた鴻上尚史さんからは、自身のサイン入りの戯曲本が贈られました。
遠藤市長は「これまで当館を利用いただいた皆様に感謝を申し上げます。アンバーホールは当市のランドマークにもなっており、芸術文化の活動拠点として親しまれてきました。今後も愛され続ける施設づくりを目指してまいります」と挨拶。アンバーホールによく訪れるという坂川さん夫婦は「ジャンルを問わず文化的なものが好きで、公演や美術展を訪れていました。250万人目になって、びっくりしています。これからも足を運んで楽しんでいきたいです」と喜びを語りました。