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自治体の皆さまへ

みんなの広場

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岩手県久慈市

■きらり人輝く
働きながら精力的に活動地域に人をつなぐ
▼山根を注目される地域に
市内で勤務しながら、山根地域や、閉店したカフェをリノベーションして活用するユベントスプロジェクトに関わるなどさまざまな活動をする八屋尚樹さん。活動への思いを聞きました。
▽取り組んでいること
祖父が家業として続け、山根地域に根付く産業である黒毛和牛の繁殖を絶やすわけにはいかないと、父と分担しながら手伝っています。自然を生かしキャンプも開催。山根に興味がある人や知り合った人たちを招き、新しい出会いや面白いことが生まれる場を作っています。ほかにも畑で野菜を栽培。ヤギや鶏、ポニーの飼育もしています。自然に触れ合う機会が少ない子どもたちが体験する環境を提供できればという思いもあり、保育園の子どもたちや興味をもってくれた人を受け入れています。

▽山根という地域について
隠れた魅力を引き出し自分が何かを築いていくことや、あるものを生かしてたくさんの人に見てもらう知ってもらうことが楽しく、山根で活動する理由に繋がっていると思います。新山根温泉べっぴんの湯の再開やカフェ、豆腐屋さんなど、人口も減っている中で山根を明るくしたいと頑張っている人たちがたくさんいるので、私も関わっていけたらと思っています。

▽これからの活動
立ち上げからユベントスプロジェクトの手伝いをしています。ユベントスを拠点に、地域おこし協力隊に興味がある人を久慈市につなげる活動をし、この地域でやりたいことができると思ってもらえるように、サポートしていきたいと考えています。自分の活動も地域と絡めて、山根がもっと注目される地域になるように魅力を発飼育する動物信していきたいです。

Name:八屋尚樹さん はちや・なおき(24歳)
Profile:oldnewメンバー

■集まれ!元気の輪
▼五行歌「こはく」の会
五行歌「こはく」の会は、平成20年に発足したサークルで60代から90代までの男女6人で活動しています。
五行歌の決まりごとは5行で書くことと、1行が一息で読める長さであることの二つだけで、誰でも楽しむことができます。月2回の活動ではそれぞれが作品を持ちより、楽しみながら感想を伝え合っています。五行歌はそれぞれの作者が先生であり、他人の作品を添削することはなく、それぞれの感性を味わいます。
メンバーは募集中で、見学もいつでも大歓迎です。当会の歌集も作成してありますのでぜひ見に来てください。

代表:皆川美代さん
活動場所:中央市民センター【電話】53-4606
活動日:第2・4水曜日10時~12時

■My life in Kuji
市内の小・中学校で英語を教えているALT(外国語指導助手)の皆さんが、久慈で生活していて感じたことなどを紹介するコーナーです
▼もう3年経ったの?
久慈に赴任当初、私は久慈のことを何も知りませんでした。過ごしていくうちに、あまちゃんや三陸鉄道、秋まつりなどいろいろなことが分かってきました。特に秋まつりの山車、流し踊り、パレード、どれもが私にとってすごく魅力的なものでしたが赴任1、2年は、新型コロナの影響で秋まつりが中止になってしまい、果たして私は秋まつりを見る機会があるのだろうかと思い始めました。
昨年は、ついに秋まつりを体験。山車は練り歩かないし、聞いていたほどのにぎわいはありませんでした。それでも私は、友達と一緒に雰囲気を味わうことができ、たとえ動かなくとも山車を実際に体で感じ、自分が久慈市の一部になったと感じることでとても満足しました。
話したいことがたくさんありすぎて伝えきれませんが、最後のメッセージはシンプルに。
「ありがとう、久慈市の皆さん!メルボルンから来たこの僕を、暖かく歓迎してくれて!」

ムハンマド・リズキ・アブマーさん
豪メルボルン・29歳/久慈湊小、小久慈小、大川目小、夏井小、平山小、久慈中、夏井中を担当

■市民センターだより
▼小久慈市民センター事業紹介
▽じゅうねで地域を元気に
皆さんは「じゅうね」をご存知ですか?じゅうねは方言で、エゴマのことをいいます。
小久慈地区では、遊休農地の解消や地産地消、健康づくりに役立て地域の活性化に取り組もうと、令和2年に「小久慈じゅうね研究会」を設立しました。先進地の軽米地区の見学や栽培のアドバイスを受け、令和3年から栽培に着手。こまめな草取りに汗を流し、収穫の刈り取りでは、はじけ飛ぶ種に苦戦しながら、血液サラサラ効果、認知症予防など健康に良いとされている「琥珀じゅんね油」を商品化することができました。
令和5年度も約10人が参加し、豊作を願いながら種植えを実施。今までの反省点を生かし、試行錯誤を重ねながら収穫に向け活動していきます。
第1回目の小久慈朝市は7月9日(日)に開催。琥珀じゅんね油のほか、エゴマパウダーやじゅうね餅を販売予定です。皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

問い合わせ:小久慈市民センター
【電話】53-3051

■協力隊通信
▼ここだけのブランドを模索中
昨年は白樺の倒木などの処理を手伝いながら、廃棄されていた枝葉を地域の特産品にしたいと考え、白樺のアロマ試作品を作成。ぐれっとやまがた街道祭や市民市場などで披露し、利用者からは香りを楽しめるとの声をいただきました。期間限定で、白樺の枝葉を束ねたサウナで使用するヴィヒタや葉をお茶にしたものを新山根温泉べっぴんの湯に設置。白樺の新しい利用方法を模索し続けています。本年度の目標は「試作品をブラッシュアップしながら特産品として商品化すること」。未利用資源から作り出した特産品で、久慈市でしか手に入らないというブランドは地域のPRにつながると考えています。ビジネスとして形にし利益を白樺林保全維持活動へ還元。市への定住と地域資源を守り発信していくことを両立出来ると考えています。協力隊の任期も半分ほどになりましたが、精一杯活動していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

阿部大地さん(あべだいち・33歳)
2022年着任。久慈市出身。白樺林の保全とそのPR、活用商品のブランド化を目指して活動中。

地域おこし協力隊:移住定住促進を目的に、都市部からの移住者に対して市が委嘱。カフェを中心とした地域の活性化、新規漁業者の確保や水産物の高付加価値化への取り組み、農泊事業の実践と推進、地域資源の商品開発・販路拡大PRなどを行います。

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