News and Info(1)

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■NEWS
▼強制排水ポンプゲートの暫定運用を開始
▽二級河川沢川新中の橋樋門強制排水ポンプゲート暫定運用
県は、令和3年度から二級河川沢川の強制排水ポンプゲートの整備を進めています。
大雨や洪水などで久慈川の水位が上昇し、沢川から久慈川に排水されない場合に、強制的に排水するための設備で、6月30日から暫定運用を開始しました。令和5年度中に完成、本格運用を予定している2台の排水ポンプのうち、1台を予定より前倒しで運用開始するものです。過去に浸水被害があった沢川周辺の新中の橋地区の被害の軽減が期待されます。
県北広域振興局河川港湾課の本間崇志課長は「住民の要望や業者の協力もあり、予定より早く運用を開始することができた。今年度中の本格運用開始に向けて進めていきたい」と表情を引き締めました。新中の橋地区で飲食店を経営する南貴幸さんは「去年は店舗が浸水するかどうかぎりぎりのところまで水が来た。今年の天気も心配していたので、予定より早く運用してくれてうれしい」と期待感をもって話しました。
排水ポンプ2台の本格運用が開始されれば、25メートルプールの水を約3分で排水できるようになります。

■NEWS
▼津波避難計画策定
▽津波避難計画に係る説明会
第2回津波避難計画に係る説明会が7月3日から7日にかけて3会場、あわせて5回説明会が行われ104人が参加しました。
令和4年3月に県が公表した新たな津波浸水想定や津波対策の考えかたなどを改めて解説。第1回住民説明会で出された意見を踏まえ、避難目標地点や避難経路などを修正した箇所について、意見を求めました。
避難の課題である対応策も説明。指定緊急避難場所の拡充や防災用品などの資機材の整備、避難者を収容しきれない避難場所の拡充について、検討を進めて行くことを伝えました。
説明会に参加した上長内自主防災組織の雷哲也代表は「市では積極的に取り組んでいるので心強い。説明会での成果を周知し、より多くの人たちに理解してもらえるように、提案してもらいたい」と思いを語りました。
市は、説明会で受けた意見を踏まえ津波避難計画に反映。8月にパブリックコメントを実施し、下旬に津波避難計画の改訂を行う予定です。

■NEWS
▼10年間の集大成を歌声にのせて
▽レクイエム・プロジェクト北いわて2023
7月16日、レクイエム・プロジェクト北いわて2023がアンバーホール大ホールで開催されました。
市や野田村を中心とした北いわてプロジェクトは、東日本大震災で犠牲となった人への追悼と未来への希望に願いを込めて、平成25年から活動を開始。10年目を迎えた今回のコンサートでは、市在住の詩人、宇部京子さんが作詞を手掛けた三陸鉄道が行くや空からなど合わせて14曲を披露。市出身のピアニスト廣崎惠さんの伴奏に合わせて澄んだ歌声を披露し、会場は大きな拍手で包まれました。
阪神・淡路大震災をきっかけに、人や地域をつなぐ合唱として平成20年から活動を続けているレクイレム・プロジェクト。指揮や作曲を手掛けた上田益代表は「震災から12年が経過。北いわて合唱団の活動が始まる前に宇部さんと出会い楽曲を作ってきました。活動を10年続けるということはすごく大変なことです。立ち止まって振り返り、前に進むための時間が必要と考えました。第1期の活動は今回を持って終了となりますが、震災から15年目に向けた活動として4月からスタートをする準備をしたいと考えています。今後も皆さまから力添えをお願いします」と熱い思いを語りました。

■NEWS
▼美しい白樺林を保つため
▽白樺林の保護
久慈東高等学校の環境系列の2年生は、白樺をテーマに自分たちで考えた総合探求に取り組んでいます。
7月20日、生徒18人が、平庭高原で実地研修を行い、白樺を後世に残すために野焼きや草刈りなど人が手を加える必要があることなど学習。明るいところを好む白樺のため、男女ともに草刈機で下草の刈り払いを行い、生育に快適な環境を整えました。
整備を行った松下周奏(かしん)さんは「草刈は範囲が広く大変でしたが、白樺を再生させるために少しでも手伝えることができたので良かったです」と語りました。

■INFO
▼二十歳のつどい実行委員を募集
令和6年1月7日(日)に開催する、令和5年度久慈市二十歳のつどい実行委員を募集します。
実行委員応募資格：
(1)平成15年4月2日から平成16年4月1日までの間に生まれた人
(2)二十歳のつどい当日に参加できる人
活動内容：当日の運営などに関することや二十歳のつどい記念行事の企画を実行委員会議(土日や夜間に開催予定)やオンラインなどで話し合います。
応募方法：電話で申し込みください。
一次締め切り：8月31日(木)随時受付します。

問い合わせ：生涯学習課
【電話】52-2156