防災意識の普及啓発を図る第15回幼年消防の集いが、9月26日に防災センターで行われました。感染症の流行や台風の影響により、7年ぶりに開催。久慈管内4市町村の、保育園毎に構成される幼年消防クラブのうち、15クラブ、約160人の年長児が参加し、災害の怖さや消防職員の仕事に触れました。
園児らはグループに分かれ、起震車での地震や煙が充満した部屋の通り抜けを体験。災害の怖さを身をもって学習しました。屋外では消防車、救急車の見学やはしご車への乗車体験を開催。火災対応時の装備を身につけるコーナーもあり、園児は消防職員の仕事に目を輝かせました。
式典では各クラブの代表園児が「私たちは絶対に火遊びはしません」「私たちは守ります、火の用心」などと大きな声で防火宣言を行いました。
久慈湊保育園の佐々木心鳳(しおん)さんは「火事を見つけたときには、大きな声で大人に知らせたいです」と意気込みました。
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