■もぐらんぴあの歴史
久慈地下水族科学館もぐらんぴあは、平成6年に岩手県で初めての水族館としてオープン。全国でも唯一の地下水族館です。
平成23年3月11日、東日本大震災で被災し全壊します。その5カ月後の8月5日に、久慈駅前の空き店舗を利用したもぐらんぴあ・まちなか水族館として仮営業を再開。平成28年4月23日に再オープンを果たし、開業以来約216万人が来場しました。
■今年で開業30周年
もぐらんぴあは今年4月22日で30周年を迎えました。10月20日には30周年を記念して、もぐらんぴあ応援団長のさかなクンが5年振りにトークショーを開催。さかなクンに会うために、市内外から約380人が参加しました。
トークショーでは、55秒でリクエストされた魚のイラストを描く、ギョギョチャレンジを実施。子どもたちの「がんばれー!」の応援の中、ジンベイザメやメバルなどの魚を特徴を解説しながら描き、子どもたちにプレゼントしました。
■さかなクンにイラストを描いてもらった臼井航太郎さん(6歳)家族(陸前高田市)
さかなクンに会うために、もぐらんぴあを訪れました。こぶで戦うところが好きなので、コブダイをリクエスト。さかなクンは絵が上手で、描いてもらえてとてもうれしかったです。
将来はお魚博士になって、さかなクンのように魚の研究をしたいです。
■もぐらんぴあ応援団長 さかなクンインタビュー
平成23年にもぐらんぴあ応援団長に就任。東京海洋大学名誉博士、客員教授。
◇心のふるさと久慈
もぐらんぴあ30周年のお祝いで5(ギョ)年ぶりのトークショーを開催させていただき、とってもうれしく思います。子どもたちは目をキラキラして話を聞いてくれました。魚には5(ギョ)感の感動があります。もぐらんぴあを通して、久慈の海や魚に興味を持って大好きになってもらえたらうれしいです。
久慈との付き合いも約20年。毎年訪れていますが、久慈やもぐらんぴあは、人も魚も温かく迎えてくれて、来れば来るほど好きになります。まちなか水族館は各地の水族館やもぐらんぴあが大好きな人、私もギョ一緒して皆で作り上げた感動がありました。私のふるさとの千葉県館山市から贈ったサザナミフグのぽんちゃんは、十数年久慈の皆さんに元気を届けてくれました。もぐらんぴあ30周年には思い出が凝縮されています。
これからもこれまで通り、大家族の一員としてギョ一緒させていただきたいです。変わらぬ久慈市、さかなクンでともにあり続けたいと願っています。50年(ギョじゅうねん)、100年ともぐらんぴあが地域の宝物でありますように。さかなクンも応援し続けます。
久慈は心のふるさとと思っています。これからも「ただいま!」と久慈に帰ってきますので、見かけたら「おかえり!」とお願いします!久慈市最高!もぐらんぴあ最高!さかなクンでしたー!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>