■キャリア教育推進連携シンポジウム
市は、中学2年生を対象に、市内企業の紹介や職場体験を通して働くことを考えるキャリア教育を行っています。
2月19日、キャリア教育推進連携シンポジウムが、市内催事場で行われ、県北地域の教育関係者や企業、自治体職員など約70人が参加しました。
久慈地域キャリア教育推進研究会が、県内の取り組み事例や、高等学校卒業者の8割以上が進学や就職で久慈地域を離れている現状を説明。地元で生活することを候補の一つとして考えてもらうために、地域の多様な職業を学び、将来を考えるきっかけとなるキャリア教育の重要性を参加者と共有しました。三崎中学校の生徒が職業体験を振り返り自分自身が感じた思いを発表。教育関係者や企業の職員ら4人によるパネルディスカッションも実施し、県北地域のキャリア教育の理解醸成に向けて、学校や企業、行政が連携して取り組むことについて意見を交わしました。
パネリストで市内企業に勤める毛糠昭子(あきこ)さんは「職場体験を通じて、地域に密着している仕事の魅力を伝えていきたいです」と語りました。
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