■きらり 人輝く
久慈地域のニュースを届ける岩手日報久慈支局の記者
▼ぜひ話しかけてください!
4月から岩手日報の久慈支局に勤務し、久慈地域のニュースを全国に届けている北湯口さん。記者になったきっかけや久慈市の印象、仕事で大切にしていることなどを伺いました。
▽記者になったきっかけ
自分が住む岩手県について、地元以外のことは意外と知らないと感じていました。取材を通して岩手のいいところを知り、もっと好きになりたいと思い、記者を目指しました。
▽仕事について
取材のときは、気軽に話してもらえる雰囲気づくりを意識し、取材を受けて良かったと思ってもらえるような姿勢を心がけています。
異動する前は岩手県警察を担当し、事故、火災現場や感謝状贈呈などの取材をしていました。仕事中はいつもスーツを着ていたので、海や山の取材にむけてスーツ以外の仕事着を購入したいですね。
▽久慈の印象
朝昼夕とあまちゃんの曲が流れるところに、久慈らしさを感じます。地元は内陸だったので、近くに海があることがうれしいです。海沿いの道路を通って取材に向かうとテンションが上がります。
久慈に来てからの取材では、地域の人がボランティアで管理、運営しているあーとびる麦生が印象に残りました。プライベートでも訪れたいです。
▽久慈の皆さんへ
久慈の支局を経験した先輩たちは口をそろえて、久慈はいいところ、また来たいと話しています。私も公私ともにいろいろな場所に足を運んで、久慈の魅力を探していきたいです。
皆さんが読みたいと思える記事を作っていきます。見かけたときには、ぜひ話しかけてください!
◇Name 北湯口 要(きたゆぐち かなめ)さん(旭町・23歳)
Profile:
岩手日報久慈支局 記者
遠野市出身
■集まれ!元気の輪
▼大川目読み聞かせの会すきっぷ
大川目読み聞かせの会すきっぷは、40代から70代の10人で活動する読み聞かせを行う団体です。団体名には子どもたちが本を通して心を動かし、スキップしたくなるような機会を提供したいという願いが込められています。
大川目小学校と中学校で年に15回程度、読み聞かせを行っています。絵本を中心に、各メンバーが思い入れがあるものやおすすめの本を選んで紹介。子どもたちが反応してくれて、心が動いていると分かる瞬間が魅力です。
大川目町民で本が好きな人や読み聞かせをやってみたい人は、参加してみませんか。
◇代表 門舛 聡子さん
活動場所:大川目小学校、中学校【電話】55-3250(大川目市民センター)
活動日:小学校月曜日、中学校火曜日(各年15回程度)
■My life in Kuji
市内の小・中学校で英語を教えているALT(外国語指導助手)の皆さんが、久慈で生活していて感じたことなどを紹介するコーナーです
▼アメリカのテレビ番組
私は普段、アメリカのテレビ番組をほとんど見ません。YouTubeやTikTokを見たりすることが多いですが、最近「Abbott Elementary(アボット・エレメンタリー)」という番組に興味が湧いています。アメリカ・フィラデルフィア州の公立学校が舞台のコメディドラマで、先生たちがどのように働いているのかを、誇張されている部分もありますがかなり正確に表現しています。
この番組は一度に全てのエピソードが見られるストリーミングではなく、週1回新しいエピソードが放送されています。途中で放送打ち切りになる番組が多い中、シーズン2の22話まで放送されました。番組の内容がとても面白いことに加え、出演している女優がエミー賞のコメディ部門で主演女優賞を受賞したことも、番組が長く続いた理由の1つではないかと思います。
興味がある人はぜひこの番組をチェックしてみてください!
◇キーラ・カーツさん
インディアナ州・24歳
・久慈小、侍浜小、久喜小、小袖小、大川目中、侍浜中、三崎中を担当
■市民センターだより
▼長内市民センター事業紹介
▽冬のランニング教室を開催
1月から2月にかけて、ランニング教室を開催しました。講師は久慈市陸上競技協会の新井谷潤さん。自身もランナーであり、効率のよい走り方やけがを未然に防ぐこつをわかりやすく指導してくれました。
小中学生対象の教室では、正しい姿勢での走り方や腕振りを教わり、ゲーム感覚のダッシュやプチ駅伝で実践。走者を皆で応援し、とても盛り上がりました。大人対象の教室は、負荷を低めに設定。けが防止のストレッチや体の重心を意識した走り方などを習いました。事前にウエストを測定し、引き締め効果があるストレッチを体験。すぐに効果が表れ、体感した皆さんは驚いていました。体を動かすことが少なくなる冬の時期の教室は、活動が活発になる春に向けて、参加者の良い刺激になったようです。
長内市民センターではランニング教室のほかにも、通年で登山やウオーキングイベントなどの健康増進事業を開催しています。体を動かしたい人や、新たな交友関係を築きたい人は奮って参加ください。
問合せ:長内市民センター
【電話】52-7400
■協力隊つうしん
▼コミュニティカフェ開業を目指して活動中!
久慈や岩手の特産物を使用した、スイーツやドリンクを開発し「喫茶時雨(きっさしぐれ)」という名前で活動している米澤です。小久慈朝市やイベントへの出店、久慈拓陽支援学校での調理講師を務めるなど、とても充実した毎日を過ごしています。
着任から1年半が経ち、任期も残り半分。地域の人が集まり交流することができる、コミュニティカフェの開業に向けて本格的に始動していきます。ありがたいことに協力隊や地域の皆さんが、店舗探しや内装の相談などに協力してくれて、久慈のあたたかさを日々感じています。
「喫茶時雨」には、誰にでも心が雨模様の時もあるけれど、そんな時にふらっと寄っていただける「こころが晴れる雨やどり」という意味を込めました。誰でも気兼ねなくくつろげる空間を提供したいと思っています。オープンしたら気軽にお立ち寄りください。
◇米沢 友紀さん(よねざわ・ゆき 35歳)
2022年11月着任。東京都出身。
久慈や岩手の特産を使った飲食物の開発、販売に取り組む
地域おこし協力隊…移住定住促進を目的に、都市部からの移住者に対して市が委嘱。カフェを中心とした地域の活性化、新規漁業者の確保や水産物の高付加価値化への取り組み、農泊事業の実践と推進、地域資源の商品開発・販路拡大PRなどを行います。
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