北限の海女の素潜り実演が、小袖の海でスタートしました。
初日の7月1日は、小袖海女センター前で安全祈願祭を執り行い、5人の海女が海の中へ。水温19度の中、何度も海に潜り、両手いっぱいのウニを抱え浮上する姿に、見守った観光客からは歓声が上がりました。穫れたてのウニを海女が割り、その場で味わえる試食販売も実施。10皿を購入した人など多くの観光客が、新鮮なウニの味に舌鼓を打ちました。
茨城県から家族で訪れた篠原一恵さんは「昨年あまちゃんの再放送をテレビで見て、今年はぜひ小袖に来たいと思っていました。テレビで見ていた海女の素潜りが見れて感動です」と満足そうに話しました。
50年以上小袖の海に潜っている、海女の中川やえ子さんは「今年も多くの人に訪れてもらい、甘みがありぷりぷりの小袖のウニを味わってほしいです」と思いを語りました。
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