■きらり人輝く
唐揚げ好きの店主が作る唐揚げ専門店
▼常に100%の唐揚げを提供
関東から地元久慈に戻り、歴通路広場にオープンした唐揚げ専門店が8月11日で2周年を迎えた岩井騰大さん。開業のきっかけや唐揚げのこだわりを伺いました。
▽唐揚げ専門店を始めたきっかけ
関東や関西にあるスーパーの惣菜コーナーで働いていましたが、実家のためにいつかは地元に戻ってくることを考えていました。久慈は鳥の生産が盛んな地域ですが焼き鳥屋は多くても唐揚げ屋がないことや経験を生かすことができ、自分の好きな唐揚げの専門店をオープンすることが面白いと思い、出店しました。
▽こだわり
鶏肉は実際に調理して食べ比べ、唐揚げにしたときにおいしいと思ったものを選びました。他の材料もなるべく国産を使い、安心安全も大事にしています。
作り方や揚げ方は新しい発見があればそれを試し、柔軟に考えています。こだわりすぎないことがこだわりです。現状に満足せず、常に100%の唐揚げを目指して調理に取り組んでいます。
看板メニューの100%唐揚げは、衣にも味をつけていて、食べた瞬間からおいしい唐揚げになっています。シンプルな味付けの無敵の手羽先もおすすめです。
▽今後の目標
2年間営業して、徐々に店を知ってもらえていると感じています。おいしかったからまた来た、評判を聞いて来たと言われると、うれしいですし励みになります。地元の小国や地域のイベント出店も続けながら、久慈の人は誰もが知っている店を目指していきます。
9月は闘牛大会や秋まつりなどのイベントでも販売します。気軽に食べに来てください!
Name:岩井 騰大(いわい たかひろ)さん(山形町小国・37歳)
Profile:唐揚げ100% 代表(店長)
営業時間…
月・木・土 11時~13時、15時~19時
火・金 14時~19時
住所…十八日町2丁目8
【電話】070‒9045-0608
■集まれ!元気の輪
▼お花の会
お花の会は、令和元年から活動する生け花サークルで、3人で活動しています。草月流の先生を講師に迎え、毎月季節の花を使用して作品を創作。花の長さを調節して余った葉も使い、花同士の空間を意識します。使用した花は持ち帰り、自宅で再度生け直して飾っています。花を飾ることで、日々の生活に彩りが生まれます。
メンバーは随時募集中。住んでいる地区を問わず大歓迎です。初心者でも先生がやさしく教えてくれます。参加を希望する場合は、花の準備が必要ですので、中央市民センターまで連絡ください。
代表:畑田 久美子さん
活動場所:中央市民センター【電話】55-3250
活動日:第4金曜日13時30分~15時30分
■My life in Kuji
市内の小・中学校で英語を教えているALT(外国語指導助手)の皆さんが、久慈で生活していて感じたことなどを紹介するコーナーです
▼9月といえばカボチャ!
アメリカでは、9月はカボチャのシーズンの始まりの月です。アメリカのカボチャは日本のカボチャとは異なり、外側の皮がオレンジ色をしていて、さまざまな形や大きさで育ちます。
イリノイ州の私の故郷の近くにある、モートンという小さな町は「世界のカボチャの中心地」として知られています。人口の少ない町ですが、世界で流通しているカボチャの缶詰の85%がここで生産されているのです!毎年9月には、町の人口の4倍以上の約7万5千人が来場する「カボチャまつり」が開催されます。今年の祭りでは、スポーツ大会やカボチャの飾りつけコンテスト、カボチャ料理大会、カーニバル、カボチャパレードなどが開催されました。中でも注目は「カボチャの早食い競争」。出場者が手や道具を使わずにパイを食べる様子が本当に面白いです。
エマ・ブランチェットさん
イリノイ州・23歳/久慈湊小、小久慈小、大川目小、夏井小、平山小、久慈中、夏井中を担当
■市民センターだより
▼侍浜市民センター事業紹介
▽花でいっぱいな町に!
花いっぱい運動は、侍浜町振興協議会健全育成部、侍浜町老人クラブ連合会と共同で長年開催している美化活動です。侍浜町の中心部にある三角花壇やプランターに、地域の子どもや保護者と一緒に花を植えています。
今年度は6月9日に開催し、34人が参加しました。朝早い時間の集合ですが、子どもたちは元気に集まってくれて、マリーゴールドやニチニチソウ、ベゴニアなど10種類以上の色とりどりの花を植えました。老人クラブの皆さんに、花の名前の由来や植え方など、さまざまなことを教えてもらいながら楽しく作業。世代間の交流の場にもなっています。
花の苗は各地区にも配られ、花いっぱい運動の時期は侍浜町内がいっぱいの花で華やかに彩られます。
長年続く活動をこれからも続けていきたいです。
問合せ:侍浜市民センター
【電話】58-2110
■協力隊つうしん
▼短角考舎おのざわを開業!
地域おこし協力隊の小野沢です!今年の8月で協力隊3年目に突入し「もう3年目?!」と自分で驚いています。
1年目は「短角考房北風土」さんで肉の捌き方を教えて頂きながら、山形町の短角牛農家の牛舎をまわり、それぞれの農家の繁殖・肥育方法を学びました。2年目は後継者がいない肥育農家で生産管理を行いながら、実際に世話した牛の肉を捌いて、生産から加工までを経験しました。
3年目は、短角牛の精肉販売を目標に活動しており、6月に「短角考舎おのざわ」を開業しました。屋号の由来は「短角考」を「短角考房北風土」さんからのれん分けして頂き「舎」は精肉販売の仕事の原点が”牛舎=牛がいてくれて成り立っているよ”という牛への感謝を込めました。今後も短角牛の世話をしながら、飲食店や一般のお客様向けに短角牛の精肉販売、イベント出店をしていきます。
小野沢 りんさん(おのざわ・りん 23歳)
令和4年8月着任。長野県出身。短角牛の世話や肉の加工を学び、精肉販売に挑戦中。
地域おこし協力隊:移住定住促進を目的に、都市部からの移住者に対して市が委嘱。カフェを中心とした地域の活性化、新規漁業者の確保や水産物の高付加価値化への取り組み、農泊事業の実践と推進、地域資源の商品開発・販路拡大PRなどを行います。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>