■命を守る行動を心掛けて
9月1日の防災の日にあわせて、令和6年度久慈市津波避難訓練を実施し、1669人が参加しました。
県が公表した最大クラスの震度6強の地震が発生したことを想定。7時33分に防災行政無線で避難が呼びかけられると、ペットを連れた人や防災リュックを背負う人などが避難目標地点を経由し、避難場所に向かいました。
3カ所の避難場所では、地域の自主防災組織が主体となり避難訓練を実施。災害時に市職員が現場に来れない場合を想定し、避難者の誘導や受け入れ、人数の確認、報告などを住民だけで行いました。
小久慈焼陶芸苑に避難した新築町自主防災会は、災害ごとの避難場所の確認や地域の浸水状況を共有するなど独自の訓練も実施。災害による対応の違いなどを周知できたと手ごたえを語りました。
全国的に大きな地震が発生しています。避難場所の中には、津波が発生した際に使用できない場所もあります。日頃から災害ごとの避難場所の確認を行い、慌てず素早く避難できるように備えましょう。その確認が必ず役にたちます。
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