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定住率向上に向けて 仕事と学び複合施設「イコウェルすみた」が落成

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岩手県住田町

4月18日、仕事と学び複合施設「イコウェルすみた」の落成記念式典を開催し、神田謙一町長をはじめ支援団体、教育関係者ら約20名が出席しました。
この施設は、仮設住宅の部材を一部再利用して震災の記憶や記録の継承、リモートワークなどの新たな働き方の受け皿となる場所として整備が進められてきました。
式典で神田町長は「関係人口の拡大や移住促進、サテライトオフィスなどの誘致により働く場所の選択肢を拡大し、若い世代の定住率向上に大きく寄与してほしい」とあいさつ。瀧本正徳町議会議長の祝辞に続き、関係者によるテープカットが行われました。
式典終了後に内覧会を行い、出席者は「住田型応急仮設住宅」をそのまま再現し、震災に関する記録を残した「展示棟」や、仕事や勉強、会議をするためのスペースとして4種類の広さを用意した「オフィス棟」などを見学。雇用の活性化や多様な人々が集まり交流する場としての利活用に大きな期待を寄せていました。
なお、仕事と学び複合施設「イコウェルすみた」の本格オープンは5月中旬を予定しています。

一般社団法人モア・トゥリーズ 水谷 伸吉 事務局長
東日本大震災をきっかけに当町へ様々な支援をいただいている一般社団法人モア・トゥリーズ水谷事務局長に当施設についてのインタビューを行いました。
○施設が完成した今のお気持ちは?
木造仮設住宅として一定の役割を終えたが、引き続き交流の場として建物が残り続けるのは意義深い。
○町にとってどのような施設になることを期待するか?
住田町は林業が盛んなので、豊かな山、自然を体験できる場所になってほしい。その魅力が町内外に発信されて人々が集い、気持ちも含めて通わせることができれば素敵だと思う。

問合せ:企画財政課 政策推進係
【電話】46-2114

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