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保健だより

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岩手県住田町

■熱中症予防のための水分補給
夏もいよいよ本番!!
熱中症予防のポイントは、「暑さを避ける」「こまめな水分補給」「コロナ感染防止対策」を踏まえた熱中症予防です。
夏場の暑い時期は、室内にいる場合でも、急激な気温や湿度の上昇、風量などの環境要因により、知らないうちに熱中症にかかっている場合が多く、特に注意が必要です。
人間の体内の水分量は、小児で75%、成人で約60%、高齢期になると約50%に低下します。普段、日常生活を送っているだけでも、1日に約1・2リットルの水を飲むことが必要と言われています。体内の2%以上の水分損失は、熱中症などを引き起こす恐れがあるため、特に屋外で活動したり、運動したりする場合は、のどが乾く前からのこまめな水分補給が必要です。

(1)「水分補給、あなたなら何を飲む?」
清涼飲料水は、スーパーやコンビニ、自動販売機などで手軽に買えますが、甘い糖分を含むものが多く、ペットボトル1本を飲むとかなりのカロリーを摂取することになります。生活習慣病予防のためにも、普段の飲み物は、水やお茶などの無糖の飲み物にしましょう。
ただし、屋外で活動したり、運動したりする場合は、発汗による脱水と塩分が失われることから、スポーツドリンクなどによる水分摂取が望ましいと言えます。

(2)「水分補給に適した温度・濃度」
体内への吸収率を高める、水分補給に適した温度は5~15℃です。
「冷たい方が美味しいから」と言って凍らせると、糖質などの成分は水よりも重いため下部の方が濃い状態になり、濃度が一定に保たれないため、凍らせたり薄めたりしないようにしましょう。

(3)あなたの水分摂取量は足りていますか?
普段どおり尿量が排出されているか、チェックしましょう。体内の約2%以上の体重減少がある場合は要注意です!

(4)経口補水液は「飲む点滴」
熱中症や発熱や下痢などによる脱水症状が疑われる場合は、スポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、体内への吸収率が速い、経口補水液の摂取をおすすめします。
経口補水液は、家庭でも簡単に作れることから、非常時に備えて覚えておきましょう!

※いざという時に!家庭でつくる!おいしい『経口補水液の作り方』は、本紙6面をご覧ください。

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