医療福祉向上への多大なる貢献に感謝いたします

4／19

櫻井　末男　さん
(98歳・上有住字八日町)

このたび、八日町にお住まいの櫻井末男さんに対し、平成25年10月から令和5年3月末まで町産業医を務め、長きにわたり町職員や町民の健康管理に尽力した功労に感謝を示し、町から感謝状を贈呈しました。
櫻井さんは、昭和27年に岩手医科大学医学部本科を卒業し、国保綾里病院を経て昭和29年に櫻井医院での診察を始め、平成29年まで診察を続け、町民の健康を支え続けてきました。
これまでに県医師会常任理事や気仙地区医師会長を歴任されたほか、有住小中学校の学校医や社会福祉法人鳴瀬会理事長、町国保運営協議会委員などを務めました。
6月28日には、櫻井さんの自宅に神田町長が訪れ、「長い間、地域医療への貢献や健康志向の啓発に尽力していただきました。今年は、100歳を迎える町民が15人以上おり、これまでの功績には感謝してもしきれません。今後もご指導をよろしくお願いします」と感謝の言葉とともに木製の感謝状を贈りました。
櫻井さんは「医者の少ない町だったので、色んなことを長くやらせてもらいました。また、私が医師を務めている間に自殺者と精神病患者の減少にも貢献できたと思います」とこれまでの自身の活動を感慨深げに振り返っていました。