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今日から始める認知症予防

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岩手県住田町

認知症は、主に脳や身体の疾患を原因として記憶・判断力の障害などが起こり社会生活や対人関係などに支障が出ている状態です。誰でもできる基本的な予防法を知り、できるところから始めてみませんか?

■早期発見と早めの取り組みが大切です
認知症は時間とともに症状が進行する病気ですが、初期の段階で気が付き生活習慣を見直すことで、認知症の進行を遅くすることができます。気になる変化があれば見逃さず、できることから予防法を実践しましょう。
また、心配なことがあれば、かかりつけ医や地域包括支援センターに相談しましょう。

▽認知症初期のサイン
・身なりを気にしなくなった
・以前よりもひどく怒りっぽくなった
・今まで好きなことへの興味がなくなった
・外出や人に会うことがおっくうになった
・物の名前が出てこなくなった
・ガスの火を消し忘れる

■認知症予防のポイント
(1)快刺激で笑顔に
心地よい刺激(うれしい・楽しいなど)や笑うことにより、意欲をもたらす物質が脳にたくさん放出されます。
(2)コミュニケーションで安心
社会と触れる機会が減ると、認知機能の低下を早めてしまいます。友人やご家族、地域の方々と楽しく過ごすことが大切です。
(3)役割・日課を持とう
人の役に立つことを日課に取り入れることが、生活を充実させ、認知機能を高めます。
(4)ほめる・ほめられる
ほめても、ほめられても脳にいい物質がたくさん放出されます。

■今すぐできる!頭と身体の体操
・レベル1 足踏みをしながら数を30まで数える。
・レベル2 足踏みをしながら30まで数を数え、「3の倍数(3・6・9…)」の時に手をたたく。
・レベル3 足踏みをしながら30まで数を数え、「5の倍数(5・10・15…)」の時に手をたたく。
・レベル4 足踏みをしながら30まで数を数え、「3の倍数」の時に手をたたき、「5の倍数」の時に頭を触る。

■認知症予防のために参加してみませんか?
町ではミニデイサービスという、公民館でタオル体操や脳トレを行う事業を実施しています。体操や脳トレの他に、作品作りやスカットボールなどのレクリエーションや、リハビリの先生が来る日もあります。1ヵ月~2ヵ月に1回の頻度で実施しており、送迎希望者は送迎可能です。
また、認知症になっても住みなれた地域でその人らしく暮らせるように、社会福祉協議会にご協力をいただき、認知症カフェ(しょうわばしカフェ・なるせカフェ・あんるすカフェ)を実施しています。地域住民の皆様も参加可能です。参加をご希望される方は、問い合わせ先までご連絡ください。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】46-2424

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