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■住田町の将来を次の若者たちへ　有住中で「町長と語る会」
2月15日、有住中学校(村松正博校長)で「町長と語る会」が開かれ、生徒たちは神田謙一町長から郷土への思いなどを聞き、地域への愛着を深めました。
この会は、町のリーダーである町長と「これからの住田」について語り合うことで、住田の未来を担う気概と郷土愛を学ぼうと毎年開催しているものです。例年は3年生を対象に開催されてきましたが、今回は今年度で中学校が閉校となるため、1年生から3年生の33人が参加。生徒たちから事前に受けた質問に対して、神田町長が回答していく形で進められました。
このうち、「住田町の良い所は?」との質問には、「住田町の住民は人間性がとても良く、素直さや純情さがある」としたほか、「町長に必要なことは?」との質問に対しては、「どの分野に対しても幅広く網羅しなければならない。判断力と責任感を持つことが重要」と伝えています。
生徒からは「まだ自分が何をやりたいかはっきりしていないが、将来は住田町のために仕事をしたい」との声もあり、未来の住田町に貢献する自分の姿を思い描いている様子でした。

■自分の生き方について考える　住田高校でキャリアトーク
2月21日、住田高校(小山秀司校長)の1・2年生28人を対象にキャリアトークが開かれました。
このイベントは、ゲストの仕事から多様な働き方について学ぶことを目的に一般社団法人Work Design Lab(東京都・石川貴志代表理事)が主催したものです。
この日は、全国の農家・漁師と直接やり取りしながら旬の食材を購入できるサービスを提供している株式会社雨風太陽(花巻市)の高橋博之代表取締役をゲストに招き、「自分が感じたことを表現すること」「自分以外の意見から気づきを得ること」「グループで発表すること」をテーマにグループワークなどを行いながら、学びを深めました。
高橋さんは、「人生には〝死〟という締め切りがある。自分がやりたいことに嘘をつかずに短い時間を有効活用してほしい」とメッセージを贈りました。
これを受けた生徒は、「好きなことを見つけることは難しいと思うが、後悔しない人生になるように色んなことに挑戦したい」「みんながやっているからではなく、自分の進む道は自分で決めていきたい」などと感想を述べていました。

■鬼は外!福は内!　保育園で豆まき会
2月2日、町内の保育園で豆まき会が行われました。
このうち、有住保育園(紺野留実子園長)の園児たちは、先生から節分の習わしについての説明を受けた後、園児たちは「やっつけたい心の中の鬼」として、「おこりんぼ鬼」や「泣き虫鬼」などと発表しました。
すると、突然太鼓の音とともに赤鬼と青鬼が登場。恐ろしい形相に思わず泣き出す子もいましたが、園児たちは「鬼は外、福は内」と一生懸命豆をぶつけていました。
園児たちの勇敢さに鬼たちはたまらず降参。最後は、記念撮影などで園児たちは鬼と仲良くなりました。

■夢を追いかける　大切さ教える
2月2日、有住小学校(新沼健校長)の5年生16人を対象に、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」が開催されました。
夢の教室とは、さまざまな競技の現役選手・OB・OGなどを「夢先生」として「夢に向かって努力することの大切さ」などを伝える教室です。
この日はフェンシングでオリンピック出場経験もある池田めぐみさんを夢先生に迎え、陸上競技で一度挫折するも種目を変えてオリンピック出場の夢を叶えた自身の経験などを語ってくれました。児童たちは、授業を通じて自分自身の夢を考えるきっかけとしていた様子でした。

■楽しい雪遊び　森の保育園(冬)
2月9日、種山ヶ原森林公園内で世田米保育園(岩渕真理園長)の年長児12人を対象に冬の「森の保育園」が行われました。
森の保育園は、町が力を入れている森林環境学習の一環として行われているもので、季節ごとに年4回実施しています。
この日、園児たちは、講師を務めたすみた森の案内人による案内のもと、冬の種山ならではの自然の遊びを満喫。今年は暖冬の影響で例年よりも少ない積雪でしたが、そり滑りやかまくらづくりなどを楽しみながら、自然への親しみを深めていた様子でした。

■自衛隊入隊予定者にエール贈る
2月15日、町出身者として4月に自衛隊へ入隊する里見天(そら)さん(釜石高校3年)、松田紗樺(すずか)さん(高田高校3年)への激励会が松嶋家で行われました。
神田町長は「自衛隊員としての第一歩を踏み出そうとした決意に敬意を表し、これから国防という崇高な使命を担う自衛隊員として活躍することを期待する」と激励し、入隊予定者を代表して松田さんが「4月からは色々なことが待ち受けていると思うが、挫けそうなときはこの激励会での皆さんの言葉を思い出し、一生懸命頑張っていきたい」と入隊への決意を述べました。