令和6年度 町長施政方針(2)

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◆林業
林業を魅力ある産業とするため、関係機関・団体と連携・協調しながら、川上から川下までの効率的な木材流通システムの強化を図るとともに、森林認証制度や担い手対策、木材利用促進などの各種施策に、引き続き取り組んでまいります。

◆商工業
町産品の販路の一つとして、ふるさと納税制度を活用し、既存返礼品の魅力を磨き上げ、PRしていくとともに、共通返礼品など新しい取組を行いながら、事業者の商品開発や販路拡大に支援してまいります。

◆観光
町内観光スポットのさらなる魅力向上のため、滝観洞観光センターのリニューアルオープンを契機とし、指定管理者となる住田観光開発株式会社や町観光協会、その他町内関連事業者とより一層の連携を強化し、町内観光スポットの更なる魅力向上に取り組んでまいります。

◆エネルギー
2030年度温室効果ガス削減目標および2050年カーボンニュートラルに向け、あらゆる施策を脱炭素の視点をもって取り組んでいくことが必要であります。本町では、今後導入する公用車については、代替可能な電動車がない場合などを除き、ハイブリッド化や電動化を進め、公共施設についてはLED照明化を進めてまいります。

◆行政経営の基本方針
人事につきましては、職員の能力開発を含めた人材育成のため、継続的な国・県への職員派遣研修、本町独自の庁内研修の外、新たなに小さな拠点づくり派遣研修を実施いたします。財政運営につきましては、中・長期的な財政見通しにより計画的な運営に努めてまいります。
新しい社会に対応し、住民生活の利便性と行政サービスの向上を目指すことを目的に策定した「住田町DX(デジタルトランスフォーメーション)推進計画」に基づき、住民サービス・行政手続きにデジタル技術を導入してまいります。

◆結びに
住民のニーズを的確に捉え、足下を確認しながら、まちづくりの牽引役としての役目をしっかりと果たすべく、さらに努力を重ねてまいりますが、議員ならびに町民の皆さまには、今後のまちづくりになお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、所信とさせていただきます。