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住田の北の玄関口 新・滝観洞観光センターがオープンしました!

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岩手県住田町

令和5年7月号でお知らせしていた新・滝観洞観光センターが4月27日にオープンを迎えました。
本号では、落成式とゴールデンウイーク中に行われた「滝に鯉(恋)まつり」の様子をお伝えするとともに滝観洞エリア一体での観光体験の提供を目指す今後の取り組みを紹介します。

■待ちに待った新施設のオープン
4月27日、新・滝観洞観光センターのオープンに際し、落成式と安全祈願祭が執り行われました。
式には、神田町長をはじめ、同センターの指定管理者である住田観光開発(株)の松田栄代表取締役社長や施工業者、設計業者など約20人が参加しました。
神田町長は、「この施設を当町の「北の玄関口」として、県内外、海外からの観光客など多くの方を迎え入れていきたい。また、沿岸地域への誘客波及に寄与することを目指し、指定管理者である、住田観光開発(株)と連携していきたい」とあいさつ。
松田社長は、「管理・運営を受け、身の引き締まる思い。沿岸の大動脈である三陸道を通じて住田町に多くの観光客を呼び込む機会と捉えている。当センターから元気と賑わいを発信していきたい」とこれからの決意を述べました。

■新・滝観洞観光センター落成記念 滝に鯉(恋)まつり
5月3日から5日にかけて「滝に鯉(恋)まつり」が行われました。
初日の3日は、オープニングセレモニーとして祝い餅つき振舞隊(一関市)による餅つきに始まり、滝観洞観光センターの新築工事に伴い休止していた滝観洞名物「滝流しそば」が復活。2年ぶりに大食い大会も開かれるなど、多彩な催しで県内外から多くの来場者で賑わいました。
なお、イベント期間中の3日間の来場者数は合計1,788人で、5日には期間中最多の700人が来場し、東日本大震災以後で最多の来場者数となりました。

■滝観洞観光のさらなる活性化へ
今後も町では、「滝観洞施設整備検討報告書」に基づき「洞窟と周辺施設が一体となった観光体験」をコンセプトとしたハード・ソフト両面からの段階的な取り組みを進めていきます。
ハード面においては、短期的かつ必要性が高い取り組みとして着手した当センターの新築について、エレベーターやオールジェンダー用トイレの設置など、性別や年代を超えて楽しんでいただけるよう配慮したほか、今後は滝観洞敷地内のサインやガードレール、周辺地域からの誘導看板などについてのデザインの統一化について検討を行っていきます。
また、ソフト面では、指定管理者の住田観光開発(株)が中心となり、昨年度、洞窟の魅力発信と国内外からのさらなる誘客を図るため、レベル1から3までの難易度を設けた本格的な洞窟探検ツアーを新たに展開したほか、インバウンド向けにパンフレット、ホームページを新調し、滝観洞のPRのための情報発信にも取り組みました。
このほかにも、地域からのアイデアを基にした特産品開発やジオパークとの連携、イベントの活性化などについても今後検討を進めていく予定としており、町、地域住民、指定管理者ら関係者が一体となりながら、町を代表する観光地である滝観洞とその周辺のさらなる魅力化を目指していきます。

問い合わせ:農政商工課 商工観光係
【電話】46-3861

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