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持続可能な公共交通を目指して (1)地域公共交通計画の策定について

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岩手県住田町

「住田町地域公共交通会議」では、利用者が減少傾向にある町の公共交通について、公共交通体系の再編による公共交通の利便性向上を図るため「住田町地域公共交通計画」を本年度策定します。
今回は、この計画策定の背景や目的などをお知らせします。

■住田町の地域公共交通の現状
本町には、民間路線バスや町コミュニティバス、タクシー、鉄道といった移動手段がありますが、マイカーの普及や人口減少などにより、利用者は年々減少傾向にあります。利用者が少ない状態が続くと、路線の縮小や運行本数の減少などさらに利便性の低下をまねく悪循環となりかねません。
課題解決のため、誰もが利用しやすく、地域にとって望ましい交通サービスを明らかにするため下記の計画を策定することとしました。

■地域公共交通計画の策定について
地域公共交通計画は「地域にとって望ましい公共交通サービスの姿」を実現するための“基本計画”となるものです。住民ニーズや将来の需要予測などに基づき、持続可能で利便性の高い交通体系の実現に向けた基本方針や施策の方向性を定め、町が設置した「住田町地域公共交通会議」において策定します。
策定には、本町の現状や住民の移動ニーズについて調査・分析を行う必要があり、今月、プロポーザル方式により計画策定の必要な調査や策定の支援を行う事業者を選定しました。
今後、計画の策定を下記のとおり進めていく予定です。

◇計画策定スケジュール(予定)

■住田町地域公共交通会議とは?
この会議は「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づく法定協議会で、本町の公共交通をさまざまな分野の視点から調査、検討するものです。
まちづくり、産業、保健福祉、介護、教育などの分野に関係する各機関や公共交通運行事業者、公共交通利用者の代表者などが構成員となっています。
5月に行われた会議では、昨年度実施した町総合計画アンケートの結果から、公共交通への課題や計画策定の意義について、関係機関の代表者などへ現状説明を行いました。
7月には、第3回地域公共交通会議などを行い、計画策定に向けた取り組みを進めていきます。

問い合わせ:住民税務課生活環境係
【電話】46-2113

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