■大学生の視点から町の課題解決へ提言
8月5日から8日にかけて、本町と連携協定を結んでいる津田塾大学(東京都・高橋裕子学長)の学生4人が同協定に基づくフィールドワークを行いました。
今回は、同大学から総合政策学部の村上鈴乃さん(2年)、花輪風花さん(同)、栗田ひのさん(4年)、岩田果歩さん(同)と森川美絵教授の計5人が訪問。
このうち、村上さんと花輪さんは、町内での空き家と鳥獣被害の増加を受け、空き家とジビエの利活用を兼ねた体験プログラムの実現の可能性を模索。今回の訪問では5日と6日に町内の空き家を見学後、8日には町役場において、担当職員らに今回の訪問の成果を報告しました。
報告では、今回の訪問を通じて着想を得た、下有住のそば作りと空き家活用を結びつけた宿泊型体験イベントを提案。発表を聞いた職員からは「参加する側のニーズを調べてはどうか」などのアドバイスや意見があがりました。
今回の訪問を終え、2人は「来夏のイベント実現に向けて、いただいたアドバイスをもとに内容を具体化していきたい」と意欲を見せていました。
■水しぶきあげながら魚をつかみ取り
7月28日、種山ヶ原ぽらんで「夏の種山まつり」が行われました。
このまつりは、すみた種山ヶ原直売組合と住田観光開発株式会社が町の自然や多彩な食材などを楽しんでもらおうと、毎年この時期に開催しているものです。
目玉企画である「イワナのつかみ取り体験」では、小雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、子どもたちはびしょ濡れになりながら、イワナと格闘していました。町内から参加した金野眞緒くんは「難しかったけど楽しかった」と捕まえたイワナを握りしめながら、笑顔を見せていました。
■下有住地区で恒例の夕涼み会
8月1日、下有住地区公民館敷地内で「しもありす おたのしみ夕涼み会」が行われました。
例年であれば、参加できる子どもは下有住地区のみでしたが、今年は地区の制限を無くし開催。町内から58人の子どもたちとボランティアとして参加した中高生や保護者など含め、約100人が参加しました。
この日は、そうめんの代わりに個別パッケージされたゼリーをすくう「流しゼリー」や「スーパーボールすくい」、会の最後には「イワナのつかみ取り」が行われ、子どもたちは楽しみながら、夏の思い出を作っていました。
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