去る4月6日に逝去した菅野剛さんに内閣総理大臣より叙位「従五位」が授与され、8月8日に役場応接室で、神田町長が菅野さんの長男である研一さんに従五位の位記を手渡しました。
菅野さんは、昭和42年10月に町議会議員に初当選して以来、17年余の永きにわたり町議会議員として在職し、地方自治の伸展のため尽力し、町議会においては、議長、副議長、産業建設常任委員会委員長、教育厚生常任委員会委員長などの要職を歴任しました。
また、平成元年8月から3期12年の永きにわたり、町長として行政手腕を幅広く発揮し、地方自治の伸展のため、多大な貢献をされました。
特にも、花きなどの新規作目の導入や栽培面積の拡大による農家所得の向上に向けた「すみた総合種苗センター」の建設、化石燃料に依存しない地域資源を生かした新エネルギーの導入を図るための「地域新エネルギービジョン」の作成など、地場産業の発展に多大な貢献をされたため、この度の受章となりました。
■ご遺族コメント
生前は、町長としてさまざまな人に伝わる話し方を考えることに苦労していた様子でした。
父の功績について、今まであまり考えたことはありませんでしたが、この度の受章を受けて父の偉大さを改めて感じています。
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